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HIR-NETソフト 32bitコマンド・シリーズ
filevファイル・ブイ 第1.62版
ファイル照合コマンド

file verify command

対象OS:32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)

★2010年9月9日更新★(実際に照合が試せます)
サンプル無料ダウンロード filev.lzh(82Kバイト)
 

概要 引数 解説 注意 ファイルとディレクトリの指定方法 代替形式ファイル参照 キャッシュ 設定ファイル 使用例 実行例 関連


 
 複数のファイルを連続照合   

 filevコマンド(ファイル照合コマンド)は複数のファイルを連続して照合をする 32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)用ソフトウェアです。
 ワイルドカード, サブディレクトリ処理はもちろん、処理するファイルをディレクトリ, 識別子, 属性, 日付, サイズ等によって対象外にしたり限定したり出来ます。同一日時のファイルのみ、同一サイズのファイルのみの照合も可能です。
 照合される要素は、ファイルサイズ, 日時, 属性, 8.3形式ファイル名, 内容の 5つです。これらを選択することも出来ます。
 一致するファイルだけを表示したり、一致しないファイルだけを表示することも出来ます。
 ログ・ファイル出力機能がありますから、照合成功、照合失敗したファイルを確認することが出来ます。大量のファイルを処理した時も安心です。
 OS のキャッシュ機能を使用しないで処理することも可能ですので、より確実にファイルの照合が出来ます。
時間が掛かる処理では処理時間も自動表示します(既定値5分以上)。
 設定ファイル(ファイル名 filev.cfg のテキスト・ファイル)により、filevコマンドのオプション設定の登録が可能です。

 
 filevコマンドの引数   引数表記方法   

filev [△ オプション群]□ 照合元[□ 照合先]

/d  ;[ON ]  サブディレクトリ処理モード  subDirectory
/d- ;[OFF](既定)

/c  ;[ON ]  不一致時照合続行モード  Continue
/c- ;[OFF](既定)

/samet  ;[ON ]  同一日時のファイルのみ照合モード  SAME Time
/samet- ;[OFF](既定)
/sameta ;[全日時同一]                             SAME Time All

/difft  ;[ON ]  日時不一致のファイルのみ照合モード  DIFFerent Time
/difft- ;[OFF](既定)

/sames  ;[ON ]  同一サイズのファイルのみ照合モード  SAME Size
/sames- ;[OFF](既定)
        ;ディレクトリについては /sames /dirs 指定時のみ[ON]。

/contents  ;[OFF]  内容照合モード  CONTENTS
/contents- ;[ON ](既定)

/txtbin  ;[ON ]  テキスト対バイナリ検出モード  TeXT BINary
/txtbin- ;[OFF](既定)

/size  ;[OFF]  サイズ照合モード  SIZE
/size- ;[ON ](既定)

/t  ;[OFF   ]  日時照合モード  Time
/t- ;[ON    ](既定)
/ta ;[全日時]                  Time All

/td  ;[ON    ]  ディレクトリ日時照合モード  Time Directory
/td- ;[OFF   ](既定)
/tda ;[全日時]                              Time Directory All

/a     ;[OFF   ]  属性照合モード          Attribute
/a-    ;[ON    ]
/aa    ;[全属性]                          Attribute All
/aauto ;[自動  ](既定) CD時OFF/その他ON   Attribute AUTO

/name  ;[OFF]  ファイル名大小照合モード  NAME
/name- ;[ON ](既定)

/namealt  ;[ON ]  代替形式ファイル名照合モード  NAME ALTernate
/namealt- ;[OFF](既定)

/dirs  ;[ON ]  ディレクトリ・サイズ照合モード  Directory Size
/dirs- ;[OFF](既定)

/f  ;[ファイル    ]  ファイル種別モード  File
/ff ;[ファイル    ] (/f と同じ)        File File
/fd ;[ディレクトリ]                      File Directory
/fa ;[両用        ](既定) (/f- と同じ) File All

/case  ;[OFF]  ファイル名半角英大小文字同一視モード  CASE
/case- ;[ON ](既定)
       ;引数のファイル名のみに作用し、以下のオプションには作用しない。

/sh[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外先頭一致パス   Skip Head path
/sH[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外先頭一致パス(大小区別)
/st[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外末尾一致パス   Skip Tail path
/sT[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外末尾一致パス(大小区別)
/sp[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外パス           Skip Path
/sP[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外パス(大小区別)
/sd[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外ディレクトリ名 Skip Directory
/sD[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外ディレクトリ名(大小区別)
/sf[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外ファイル名     Skip File
/sF[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外ファイル名(大小区別)
/se[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外拡張子         Skip Extension
/sE[<e>[,<e>...]] ;照合元対象外拡張子(大小区別)
/sa[<a>[,<a>...]] ;照合元対象外属性           Skip Attribute
/sA[<a>[,<a>...]] ;照合元対象外属性(完全一致)

/lh[<e>[,<e>...]] ;照合元限定先頭一致パス     Limit Head path
/lH[<e>[,<e>...]] ;照合元限定先頭一致パス(大小区別)
/lt[<e>[,<e>...]] ;照合元限定末尾一致パス     Limit Tail path ※ファイルのみ
/lT[<e>[,<e>...]] ;照合元限定末尾一致パス(大小区別)           ※ファイルのみ
/lp[<e>[,<e>...]] ;照合元限定パス             Limit Path
/lP[<e>[,<e>...]] ;照合元限定パス(大小区別)
/ld[<e>[,<e>...]] ;照合元限定ディレクトリ名   Limit Directory
/lD[<e>[,<e>...]] ;照合元限定ディレクトリ名(大小区別)
/lf[<e>[,<e>...]] ;照合元限定ファイル名       Limit File
/lF[<e>[,<e>...]] ;照合元限定ファイル名(大小区別)
/le[<e>[,<e>...]] ;照合元限定拡張子           Limit Extension
/lE[<e>[,<e>...]] ;照合元限定拡張子(大小区別)
/la[<a>[,<a>...]] ;照合元限定属性             Limit Attribute
/lA[<a>[,<a>...]] ;照合元限定属性(完全一致)
/ls[開始サイズ][-[終了サイズ]] ;照合元限定サイズ  Limit Size
  ;サイズはバイト値を実数で指定。倍数単位 K, M, G が使用可能。
  ;  K(キロ)=1024, M(メガ)=1024*1024, G(ギガ)=1024*1024*1024

/lydc[開始日時][-[終了日時]] ;照合元限定DIR生成日時 Limit Year Directory Create
/lydw[開始日時][-[終了日時]] ;照合元限定DIR書込日時 Limit Year Directory Write
/lydr[開始日時][-[終了日時]] ;照合元限定DIR読出日時 Limit Year Directory Read
/lyd[開始日時][-[終了日時]]  ; /lydw の場合と同じ
/lyc[開始日時][-[終了日時]]  ;照合元限定ファイル生成日時 Limit Year Create
/lyw[開始日時][-[終了日時]]  ;照合元限定ファイル書込日時 Limit Year Write
/lyr[開始日時][-[終了日時]]  ;照合元限定ファイル読出日時 Limit Year Read
/ly[開始日時][-[終了日時]]   ; /lyw の場合と同じ
  ;日時は YYYY[MM[DD[HH[MM[SS]]]]] の形式

/dsh[<e>[,<e>...]] ;照合先対象外先頭一致パス  Destination Skip Head path
/dsH[<e>[,<e>...]] ;照合先対象外先頭一致パス(大小区別)
/dsp[<e>[,<e>...]] ;照合先対象外パス          Destination Skip Path
/dsP[<e>[,<e>...]] ;照合先対象外パス(大小区別)

/dlh[<e>[,<e>...]] ;照合先限定先頭一致パス    Destination Limit Head path
/dlH[<e>[,<e>...]] ;照合先限定先頭一致パス(大小区別)
/dlp[<e>[,<e>...]] ;照合先限定パス            Destination Limit Path
/dlP[<e>[,<e>...]] ;照合先限定パス(大小区別)

  ;/s〜,ds〜オプションは OR結合で対象外にする。
  ;/l〜,dl〜オプションは AND結合で限定する。同一オプション内は OR結合で限定。
  ;限定よりも対象外オプションが優先。
  ;/sd,sD,ld,lD,lyd〜オプションは、ディレクトリのみに作用。
  ;/sf,sF,se,sE,lf,lF,le,lE,lt,lT,ls,ly〜オプションはファイルのみに作用。
  ;/s〜,l〜,ds〜,dl〜オプションを無効にするには、<e>, <a>, 日時なしで指定。
  ;<e>は要素(element)で、ファイル名, ディレクトリ名, パス名, 拡張子。
  ;<e>はワイルドカードも可能(/lh,lH,lt,lT,lp,lP,dl〜 では末尾のみ)。
  ;先頭末尾一致は \ や : を区切りに比較。
  ;<a>は属性で、次の文字の組み合わせで指定。
  ; d:ディレクトリ属性 Directory attribute
  ; r:読出専用属性 Read only attribute/w:書込可属性 Write attribute
  ; h:隠しファイル属性(不可視ファイル属性) Hidden file attribute
  ; s:システムファイル属性 System file attribute
  ; a:未保管属性 Archive attribute

/b<n>[<u>];[任意値  ]  照合単位  Block
/bc       ;[クラスタ]            Block Cluster
/bs       ;[セクタ  ]            Block Sector
/b        ;[1Mバイト](既定) (/b0, /b1m と同じ)
  ;<n>はバイト値を示す実数、<u>は倍数単位で K, M, G の何れか。
  ;<n>で指定された値はキャッシュを使用しない場合、セクタのバイト数の整数倍に
  ;調整される。

/cache  ;[ON  ]  キャッシュ使用モード  CACHE
/cache- ;[OFF ]
/cachea ;[自動](既定)                  CACHE All

/acalt  ;[ON  ]  代替形式ファイル参照モード  ACcess ALTernate
/acalt- ;[OFF ]
/acalta ;[自動](既定)                        ACcess ALTernate Auto

/v[<m>][<e>...][<m>[<e>...]...] ;表示設定  Verbose
 <m>=+ ;付加      plus
     - ;削除      minus (省略時)
     = ;強制設定  equal
 <e>=a ;すべて          All
     b ;照合開始表示    Beginning
     c ;照合成功表示    Compelte
     n ;照合先なし表示  Not exist
     e ;不一致表示      Error
     k ;照合対象外表示  sKip
     s ;照合元表示      Source
     d ;照合先表示      Destination
     f ;終了合計表示    Finish
/v ;[標準](既定) (/v=a-k と同じ)

/time[<n>] ;処理時間表示開始秒数  TIME
           ;<n>は整数、負値で表示なし、既定300秒、/v+fオプション時のみ有効

/beep[<n>] ;終了音発生開始秒数  BEEP
           ;<n>は整数、負値で終了音なし、既定120秒、/v+fオプション時のみ有効
           ;負値を指定しても警告音はあり

/log<file> ;[ON  ]  ログ・ファイル出力モード  LOG file
/LOG<file> ;[追加]
/log       ;[OFF ](既定)
           ;<file>はログ・ファイルのファイル名

/test  ;[ON ]  試験モード(表示のみ、照合せず)  TEST
/test- ;[OFF](既定)

/suspend  ;[OFF]  システム休止抑制モード  SUSPEND
/suspend- ;[ON ](既定)

/p  ;[ON ]  画面一時停止モード  Pause
/p- ;[OFF](既定)

/?, /help ;使用方法説明(設定ファイルに登録不可) HELP

【終了コード】
0:エラーなし、照合成功
1:エラー発生、照合中断
2:エラー発生、照合継続

 
 filevコマンドの解説   


 
 filevコマンドの注意   


 
 ファイルとディレクトリの指定方法   


 
 代替形式ファイル参照   


 
 キャッシュ   


 
 filevコマンドの設定ファイル   


 
 filevコマンドの使用例   

※f1, f2 はファイル、d1, d2, d3 はディレクトリ
filev f1 f2 …… ファイルf1 とファイルf2 を照合
filev f1 d: …… ファイルf1 とドライブDのファイルf1 を照合
filev a: b: …… ドライブA とドライブB を照合
filev c:    …… ドライブC と現在ディレクトリのファイルを照合
filev c:\f1 f2  …… ファイル c:\f1 と、ファイル f2 を照合
filev \\server\c …… ネットワーク・ドライブ \\server\c と現在ディレクトリのファイルを照合
filev \\server\c\f1 f2 …… ネットワーク・ファイル \\server\c\f1 と、ファイル f2 を照合
filev f1 d2 …… ファイルf1 とファイルd2\f1 を照合
filev f1 d2\f2  …… ファイルf1 とファイルf2 を照合
filev f1 d2\d3\ …… ファイルf1 とファイルd2\d3\f1 を照合
filev a:f1 …… ファイルa:f1 と 現在ドライブのファイルf1 を照合
filev a:d1 …… ディレクトリa:d1 と 現在ドライブのディレクトリd1 を照合
filev a:f1 b:   …… ファイルa:f1 と b:f1 を照合
filev a:d1 b:   …… ディレクトリa:d1 と b:d1 を照合
filev a:f1 b:f2 …… ファイルa:f1 と b:f1 を照合
filev a:d1 b:d2 …… ディレクトリa:d1 と b:d1 を照合
filev d1 d2 /d  …… ディレクトリd1以下とd2以下のディレクトリとファイルを全て                        照合
filev d1 d2 /d /fa …… ディレクトリd1以下とd2以下のディレクトリとファイルを、
                        全て照合(上と同じ動作)《/fa は既定》
filev d1 d2 /d /f  …… ディレクトリd1以下とd2以下のファイルを全て照合
filev d1 d2 /d /fd …… ディレクトリd1以下とd2以下のディレクトリを全て照合
filev d1\f1 d2 /d  …… ディレクトリd1以下のファイルf1と d2以下のファイルf1 を全て照合
filev d1\*.HTM d2 /case  …… ファイル名半角英大小文字区別
filev d1\*.HTM d2 /case- …… ファイル名半角英大小文字同一視《既定》
filev d1 d2 /v=    …… 表示なし
filev d1 d2 /v     …… すべて表示《/v は既定》
filev d1 d2 /v=sdc …… 照合した場合のみ表示
filev d1 d2 /v=cs  …… 照合した照合先のみ表示
filev d1 d2 /v-cb  …… 照合成功した場合以外表示
filev d1 d2 /v-d   …… 照合先は表示せず
filev d1 d2 /v-f   …… 合計表示なし
filev d1 d2 /v+f   …… 合計表示あり《既定》
filev d1 d2 /c  …… 不一致ファイルがあっても続行
filev d1 d2 /c- …… 不一致ファイルがあったら終了《/c- は既定》
filev d1 d2 /samet …… 同一日時のファイルのみ照合
filev d1 d2 /sames …… 同一サイズのファイルのみ照合
filev d1 d2 /samet /sames …… 同一日時サイズのファイルのみ照合
filev d1 d2 /contents  …… ファイルの内容は照合しない
filev d1 d2 /contents- …… ファイルの内容を照合《/contents- は既定》
filev d1 d2 /size  …… ファイルのサイズは照合しない
filev d1 d2 /size- …… ファイルのサイズを照合《/size- は既定》
filev d1 d2 /t  …… ファイル日時は照合しない
filev d1 d2 /t- …… ファイル日時を照合《/t- は既定》
filev d1 d2 /d /td …… ディレクトリの日時も照合
filev d1 d2 /a  …… 属性は照合しない
filev d1 d2 /a- …… d,r,h,s属性を照合《/a- は既定》
filev d1 d2 /aa …… 全属性を照合
filev d1 d2 /name  …… ファイル名大小は照合しない
filev d1 d2 /name- …… ファイル名大小を照合《/name- は既定》
filev d1 d2 /namealt …… 代替形式ファイル名は照合
filev d1 d2 /namealt- …… 代替形式ファイル名を照合しない《/namealt- は既定》
filev d1 d2 /seobj,lib …… 拡張子obj,lib のファイルは照合しない
filev d1 d2 /sev??,old …… 拡張子v??,old のファイルは照合しない
filev /d /shC:\d1 c:\ d:\d2 …… C:\d1 以下は照合しない
filev /d /shC:d1a,c:d1b c: d:\d2 …… C:d1a と C:d1b 以下は照合しない
filev /d /shC:\d1a,c:\d1b\*\sc c:\ d:\d2 …… C:\d1a と C:\d1b\*\sc 以下は照合しない
filev /d /dshD:\d2\sa,D:\d2\sb c:\ d:\d2 …… D:\d2\sa, D:\d2\sb 以下へは照合しない
filev /d "/shc:\Program Files,c:\WINDOWS" c:\ d:\d2 …… "C:\Program Files" と C:\WINDOWS 以下は照合しない
filev /d /ltC:\*\    C:\   D:\d2 …… Cドライブのルートにあるファイルは照合しない
filev /d /ltC:\t1\*\ C:\t1 D:\d2 …… C:\t1直下にあるファイルは照合しない
filev /d d1 d2 /spd1\sa\f1 …… ファイル d1\sa\f1 は照合しない
filev /d d1 d2 /sdold  …… ディレクトリold 以下は照合しない
filev /d d1 d2 /sdo*   …… ディレクトリo* 以下は照合しない
filev /d d1 d2 /sas,ds …… 属性 s ファイルと、属性 s のディレクトリ以下は照合しない
filev /d d1 d2 /lhd1\abc?\  …… ディレクトリd1\abc? 以下のみ照合
filev /d d1 d2 /lhd1\abc? /ltd1\*\ …… ディレクトリd1\abc? 以下のみ照合(上と同じ動作)
filev /d d1 d2 /ls1K       …… 1Kバイトのファイルを照合
filev /d d1 d2 /ls0.9M-    …… 0.9Mバイト以上のファイルを照合
filev /d d1 d2 /ls-1048575 …… 1Mバイト未満のファイルを照合
filev /d d1 d2 /ls3M-5M    …… 3〜5Mバイトのファイルを照合
filev /d d1 d2 /ly2001     …… 2001年のファイルを照合
filev /d d1 d2 /ly200104   …… 2001年4月のファイルを照合
filev /d d1 d2 /ly20010417 …… 2001年4月17日のファイルを照合
filev /d d1 d2 /ly20010417123456 …… 2001年4月17日12時34分56秒のファイルを照合
filev /d d1 d2 /ly20010417- …… 2001年4月17日からのファイルを照合
filev /d d1 d2 /ly20010417-20180625 …… 2001年4月17日〜2018年6月25日のファイルを照合
filev /d d1 d2 /ly-20180625 …… 2018年6月25日までのファイルを照合
filev d1 d2 /p  …… 画面一時停止あり
filev d1 d2 /p- …… 画面一時停止なし《既定》
filev d1 d2 /d /c /v-n …… d1, d1の両方に存在するファイルの照合結果を表示
filev d1 d2 /d /c /t /a /v-n …… d1, d1の両方に存在するファイルを日時属性を除いて照合し、結果を表示
filev d1 d2 /logc:\tmp\f1.log …… c:\tmp\f1.logへログ・ファイル出力
filev d1 d2 /LOGc:\tmp\f1.log …… ログ・ファイル追加出力
filev d1 d2 /time60 …… 60秒以上で処理時間表示
filev d1 d2 /time-1 …… 処理時間表示なし
filev d1 d2 /beep30 …… 30秒以上で終了音を鳴らす
filev d1 d2 /beep0  …… 常に終了音を鳴らす
filev d1 d2 /beep-1 …… 終了音を鳴らさない
filev d1 d2 /cache …… OS のキャッシュ機能を使用する
filev d1 d2 /test …… 試験モード(表示のみ、照合せず)
filev /? …… 使用方法説明

 
 filevコマンドの実行例   

C>filev f1 f2
f1=f2

全ファイル(1個, 1.2K(1234)バイト)、全ディレクトリ(0個)一致


C>filev /d /c d1 d2
d1=d2 …… 名前を直接指定しているので、ファイル名照合は行わない。
d1\abc.txt=d2\abc.txt …… 照合成功
d1\abcd.doc=d2\abcd.doc …… 照合成功
照合先なし d1\abcde.txt≠d2\abcde.txt …… ファイルが存在しない場合
内容不一致 d1\abcdef.txt≠d2\abcdef.txt ……  中味が一致しない場合
属性不一致 d1\sub\abc.txt≠d2\sub\abc.txt …… 属性が一致しない場合
8.3形式不一致 d1\t\abcdefghij.txt≠d2\t\abcdefghij.txt …… 8.3形式が一致しない

ファイル6個(55.3K(57986253)バイト)中、2個不一致(174.1K(178329)バイト)
ディレクトリ1個中、0個不一致


C>filev /d d1 d2 /setxt …… 拡張子txtを照合せず
d1=d2
d1\abcd.doc=d2\abcd.doc

全ファイル(1個, 1.4M(1468156)バイト)、全ディレクトリ(1個)一致

 
 filevコマンドの関連ソフト   

 cp 照合機能付複写コマンド
 cptime ファイル日時複写コマンド
 filetime ファイル日時変更コマンド
 ls 高機能ファイル一覧コマンド




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