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HIR-NETソフト 32bitコマンド・シリーズ
filetimeファイル・タイム 第1.18版
ファイル日時変更コマンド
file time setting command
対象OS:32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)
★2010年9月9日更新★(実際に日時変更が試せます)
サンプル無料ダウンロード filetime.lzh(40Kバイト)
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概要
引数
解説
注意
設定ファイル
使用例
実行例
関連
filetimeコマンド(ファイル日時変更コマンド)はファイルやディレクトリの日時(日付と時刻)を変更する 32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)用ソフトです(ディレクトリは WindowsNT/2000 のみ対応)。
変更できる日付時刻は生成日時(creation time), 書込日時(last write time), 読出日時(last read time, last access time)の 3つです。1〜3種類同時に変更可能です。
ファイル名にワイルドカードが使えますから、一度に複数のファイルを処理でき、日時を揃えるのに便利です。
ファイルだけの処理、ディレクトリだけの処理、両方の処理が出来ます。書込禁止ファイルの日時も変更可能です。
日時を変更せず、日時の一覧を表示することも出来ます。
設定ファイル(ファイル名 filetime.cfg のテキスト・ファイル)により、filetimeコマンドのオプション設定の登録が可能です。
filetime [△ オプション群]□ ファイル名・ディレクトリ名…
/c[年[[-]月[[-]日[[/]時[:][分[:][秒]]]]]] ;生成日時変更 Create
/w[年[[-]月[[-]日[[/]時[:][分[:][秒]]]]]] ;書込日時変更 Write
/r[年[[-]月[[-]日[[/]時[:][分[:][秒]]]]]] ;読出日時変更 Read
/cd[年[[-]月[[-]日]]] ;生成日付変更 Create Date
/ct[時[[:]分[[:]秒]]] ;生成時刻変更 Create Time
/wd[年[[-]月[[-]日]]] ;書込日付変更 Write Date
/wt[時[[:]分[[:]秒]]] ;書込時刻変更 Write Time
/rd[年[[-]月[[-]日]]] ;読出日付変更 Read Date
/rt[時[[:]分[[:]秒]]] ;読出時刻変更 Read Time
/f ;[ファイル ] ファイル種別モード File
/ff ;[ファイル ] (/f と同じ) File File
/fd ;[ディレクトリ] File Directory
/fa ;[両用 ](既定) (/f- と同じ) File All
/o ;[OFF] 書込禁止ファイル処理モード read Only
/o- ;[ON ](既定)
/v[][...][[...]...] ;表示設定 Verbose
=+ ;付加 plus
- ;削除 minus (省略時)
= ;強制設定 equal
=a ;すべて All
c ;日時変更成功表示 Compelte
n ;日時変更先なし表示 Not exist
e ;日時変更不能表示 Error
/v ;[標準](既定) (/v=a と同じ)
/p ;[ON ] 画面一時停止モード Pause
/p- ;[OFF](既定)
; /c〜, /w〜, /r〜オプションがない場合は逆
/?, /help ;使用方法説明(設定ファイルに登録不可) HELP
【終了コード】
0:エラーなし、実行成功
1:エラー発生、実行中断
2:エラー発生、実行継続
- ファイル名は複数指定可能で、ワイルドカード(?, *)も使用できます。
- 日時を変更するには、/c, /w, /r, /cd, /wd, /rd, /ct, /wt, /rtオプションを指定します。実行すると、変更後の日時を表示します。
- 日時を変更せず、日時の一覧を表示するには、/c〜, /w〜, /r〜オプションを指定せず実行します。「C生成日/時 W書込日/時 R読出日/時」の形式で表示します。ファイル・システムが FAT の場合は「C生成日/時 W書込日/時 R読出日」、CD-ROM のように読出日時がない場合は「C生成日/時 W書込日/時」と表示します。
- ファイル名にはワイルドカード(?, *)が使えます。
- 年月日, 時分秒の区切りには -/.: が使用できます。
- 年-月-日, 時-分-秒, 年-月-日/時-分-秒 を使用するオプションにおいて、これらの指定がない場合は現在時刻が指定されたことになります。
- 年-月-日, 時-分-秒, 年-月-日/時-分-秒 を使用するオプションにおいて、これらの指定の一部を省略した場合は、省略した部分については値を変更しません。例えば "/w2001-4-1" という指定では、書込日時の日付のみ2001年4月1日に変更し、時刻の変更はしません。
- <n>を使用するオプションにおいて、<n>の指定がない場合は 0 が指定されたことになります。
- 相反するオプションが指定された場合は、設定ファイルよりもコマンドラインが優先され、最後に指定されたものが有効になります。最後とは設定ファイルでは下方(↓)、コマンドラインでは最も右側(→)です(例えば、/v=c /v=a では /v=a が有効)。
- /pオプションを指定すると実行処理結果の表示がページ毎されます。ページの最後の(Continue,/All/Quit)プロンプトに対し、[C]キー(または[Enter]キー)で継続実行, [A]キーで一時停止を解除し全実行, [Q]キー(または[Esc]キー)で実行停止されます。なお、出力結果をリダイレクトした場合は、一時停止は自動的に解除されます(/p-オプションが指定されたことになります)。
- 設定ファイル(filetime.cfg)により、オプションの登録が可能です。
- ファイルの日時を変更した場合は、変更後の日時を表示します。この日時は、実際に書き込まれた日時をファイルから読み出したものです。そのため、指定した日時と、書き込まれた日時が異なっていても、その確認が可能です。
- ディレクトリの日時の変更は WindowsNT系で可能です。Windows95系では OS の仕様上不可能です。
- 現在の Windows(95系, NT系)では、次の制限があります。
1. 読出日時の時分秒は FAT形式の場合、00時00分00秒固定です。
2. 書込日時の秒は偶数値で保持されます。書込日時の秒に奇数値を指定した場合は、1秒加算した日時となります。
例えば、2001年12月31日23時59分59秒を指定すると、
2002年01月01日00時00分00秒が指定されたことになります。
3. 指定できる日時は 1980年01月01日00時00分00秒以降です。
4. 未来に関しては 2107年12月31日23時59分59秒まで、もしくは
2106年02月07日15時28分15秒までです。
書込日時は偶数値が有効ですから、これより1秒前までです。
2107年12月31日23時59分59秒が指定可能でも、他OSでは
1971年11月25日17時31分43秒と表示されることもあります。
5. 範囲外の日時を指定した場合は、
現在日付の00時00分00秒、もしくは
1601年01月01日09時00分00秒、もしくは
1980年01月01日00時00分00秒となることがあります。
6. 以上の制限は OS のバージョンにより、微妙に異なる可能性があります。
- 生成日時は、RENコマンド等で改名しても、COPYコマンド等で別なファイルを複写しても変わりません。COPYコマンド等で存在しないファイル名に複写した場合、その日時が生成日時になります。
- Windows ではファイルの指定に大文字と小文字の区別がありません。
TEST1.txt, test2.TxT, TEST3.TXT という 3つのファイルがあった場合に、
「filetime /w *.TXT」を実行すると、3つとも処理されます。
- 設定ファイル(filetime.cfg)はコマンドのオプションなど各種設定を行うテキストファイルです。内容はテキストエディタによって、書き換えることが出来ます。設定ファイルはコマンド起動時にコマンド格納ディレクトリから読み込まれます。
- スイッチ文字は / の他 - などの追加登録が可能です。
filetime * …… 全ファイルのファイル日時を表示(日時変更なし)
filetime /w2001-04-01/15:10:07 test.txt
…… test.txtファイルの書込日時を2001年4月1日15時10分07秒に
filetime /w2001-4-1/15:10:7 test.txt
…… test.txtファイルの書込日時を2001年4月1日15時10分07秒に
filetime /w2001-4-1 test.txt
…… test.txtファイルの書込日付を2001年4月1日に(時刻の変更はなし)
filetime /wt15:10:20 test.txt
…… test.txtファイルの書込時刻を15時10分20秒に
filetime * /w …… 全ファイルの書込日時を現在日時に
filetime * /c …… 全ファイルの生成日時を現在日時に
filetime * /c /w /r …… 全ファイルの日時を現在日時に
filetime * /w /o …… 書込禁止ファイル処理せず
filetime * /w /v= …… 表示なし
filetime * /w /v …… すべて表示《/v は既定》
filetime * /w /v=c …… 変更した場合のみ表示
filetime * /w /v-e …… 失敗した場合は表示せず
filetime * /w /v=ce …… 変更した場合と変更失敗した場合に表示
filetime * /w /p …… 画面一時停止あり
filetime * /w /p- …… 画面一時停止なし《/p- は既定》
filetime /? …… 使用方法説明
C>filetime *.cpp↓ …… 変更前の全日時表示
Test.Cpp C2001-01-02/08:21:02 W2001-01-03/20:21:12 R2001-01-03
TES2.CPP C2001-01-03/18:17:21 W2001-01-04/04:08:07 R2001-01-05
TES123.CPP C2001-01-05/11:21:42 W2001-01-05/10:18:08 R2001-01-06
C>filetime /w *.cpp↓ …… 書込日時を現在日時に変更
Test.Cpp W2001-01-09/20:58:08
TES2.CPP W2001-01-09/20:58:08
TES123.CPP W2001-01-09/20:58:08
C>filetime /c /w /r *.cpp↓ …… 全日時を現在日時に変更
Test.Cpp C2001-01-09/21:26:43 W2001-01-09/21:26:43 R2001-01-09
TES2.CPP C2001-01-09/21:26:43 W2001-01-09/21:26:43 R2001-01-09
TES123.CPP C2001-01-09/21:26:43 W2001-01-09/21:26:43 R2001-01-09
cptime ファイル日時複写コマンド
filev ファイル照合コマンド
ls 高機能ファイル一覧コマンド
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