xname ［△オプション群］□ ファイル名1 □ ファイル名2
xname ［△オプション群］□ ファイル名 □ ディレクトリ名
xname ［△オプション群］□ ディレクトリ名 □ ファイル名
xname ［△オプション群］□ ディレクトリ名1 □ ディレクトリ名2

/v[<m>][<e>...][<m>[<e>...]...] ;表示設定 Verbose
 <m>=+ ;付加       plus
     - ;削除       minus （省略時）
     = ;強制設定   equal
 <e>=a ;すべて      All
     s ;同一ファイル警告  Same file
     x ;不在ファイル警告  not eXist
     e ;改名不能警告      Error
/v ;[標準](既定) （/v=xe と同じ）

/?, /help ;使用方法説明（設定ファイルに登録不可） HELP

【終了コード】
0:エラーなし、改名成功
1:エラー発生、改名失敗

• 相反するオプションが指定された場合は、設定ファイルよりもコマンドラインが優先され、最後に指定されたものが有効になります。最後とは設定ファイルでは下方（↓）、コマンドラインでは最も右側（→）です（例えば、/v=a /v=e では /v=e が有効）。
• 設定ファイル（xname.cfg）により、オプションの登録が可能です。

• 空白を含んだ文字列は"〜"で囲みます。
• 8.3形式のファイル名（~が付いたファイル名）を指定した場合は、自動的にロングファイル名に変換され処理されます。
• 書込禁止ファイル・ディレクトリも交換可能です。ディスク間の書込禁止ファイルの交換も可能です。
• xname.exe 自身は、本コマンドで改名できません。
• ファイル名（ディレクトリ名）交換手順は次のように行われます。
  　1. 右側に指定したファイル名を作業用ファイル名（xname数字列.$$$）に改名
  　2. 左側のファイル名を右側のファイル名に改名
  　3. 作業用ファイル名を左側のファイル名に改名
• プログラムが異常終了した場合は、右側のファイル名が作業用一時ファイル名のままになる場合があります。その場合は、左右のファイルの内容を確認後、作業用一時ファイル名を改名してください。

• 設定ファイル（xname.cfg）はコマンドのオプションなど各種設定を行うテキストファイルです。内容はテキストエディタによって、書き換えることが出来ます。設定ファイルはコマンド起動時にコマンド格納ディレクトリから読み込まれます。
• スイッチ文字は / の他 - などの追加登録が可能です。

xname abc.txt 123.txt …… ファイルabc.txt と ファイル123.txt を交換
xname a:t1.txt b:t2.txt …… ファイルa:t1.txt と ファイルb:t2.txt を交換
xname dir1 dir2 …… ディレクトリdir1 と ディレクトリdir2 を交換
xname dir1 tst2.txt …… ディレクトリdir1 と ファイルtst2.txt を交換
xname tst1.txt dir2 …… ファイルtst1.txt と ディレクトリdir2 を交換
xname /v   abc.txt 123.txt …… 同一ファイル警告なし（/v=xe と同じ）《既定》
xname /v+s abc.txt 123.txt …… 同一ファイル警告もあり（/v=a と同じ）
xname /v-x abc.txt 123.txt …… 不在ファイル警告表示なし
xname /v-a abc.txt 123.txt …… 警告表示なし
xname /v=a abc.txt 123.txt …… すべて警告表示あり