dattrib ［△ オプション群］［□ ディレクトリ名…］

+<a> ;属性設定  plus
-<a> ;属性解除  minus
 <a>=r ;読出専用属性                           Read only attribute
     h ;隠しファイル属性（不可視ファイル属性） Hidden file attribute
     s ;システムファイル属性                   System file attribute
     a ;未保管属性                             Archive attribute

/p  ;[ON ]  画面一時停止モード  Pause
/p- ;[OFF](既定)

/?, /help ;使用方法説明（設定ファイルに登録不可） HELP

【終了コード】
0:エラーなし、実行成功
1:エラー発生、実行中断

• ファイル属性は次の文字を使用して表示します。
  　d:ディレクトリ属性 Directory attribute
  　r:読出専用属性 Read only attribute／w:書込可属性 Write attribute
  　h:隠しファイル属性（不可視ファイル属性） Hidden file attribute
  　s:システムファイル属性 System file attribute
  　a:未保管属性 Archive attribute
  
• ディレクトリ名は複数指定可能で、ワイルドカード(?, *)も使用できます。
• ディレクトリ名を省略した場合は、現在ディレクトリ内のすべてのディレクトリを処理します。
• 属性オプション（r, h, s, a）を省略した場合は、ディレクトリの属性を表示します。
• 相反するオプションが指定された場合は、設定ファイルよりもコマンドラインが優先され、最後に指定されたものが有効になります。最後とは設定ファイルでは下方（↓）、コマンドラインでは最も右側（→）です（例えば、/p /p- では /p- が有効）。
• /pオプションを指定すると実行処理結果の表示がページ毎されます。ページの最後の(Continue,/All/Quit)プロンプトに対し、[C]キー（または[Enter]キー）で継続実行, [A]キーで一時停止を解除し全実行, [Q]キー（または[Esc]キー）で実行停止されます。なお、出力結果をリダイレクトした場合は、一時停止は自動的に解除されます（/p-オプションが指定されたことになります）。
• 設定ファイル（dattrib.cfg）により、オプションの登録が可能です。

• 一度に設定できる属性は1種類です。「dattrib +r +h」を実行すると、+h のみ有効になります。
• ディレクトリを読出専用属性に設定しても、DEL(ERASE), RD(RMDIR), DELTREEコマンドにより、ディレクトリは削除できます。

• 設定ファイル（dattrib.cfg）はコマンドのオプションなど各種設定を行うテキストファイルです。内容はテキストエディタによって、書き換えることが出来ます。設定ファイルはコマンド起動時にコマンド格納ディレクトリから読み込まれます。

dattrib +h test …… ディレクトリtest を不可視に
dattrib +h    …… ディレクトリを不可視に
dattrib -h    …… ディレクトリを不可視に
dattrib /p  * …… 一時停止あり
dattrib /p- * …… 一時停止なし《既定》
dattrib /? …… 使用方法説明