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HIR-NETソフト 32bitコマンド・シリーズ
c2cppシー・ツー・シー プラス プラス 第1.09版
C言語注釈C++化コマンド

C to C plus plus command

対象OS:32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)

★2010年9月9日更新★(実際に注釈変換が試せます)
サンプル無料ダウンロード c2cpp.lzh(39Kバイト)
 

概要 引数 解説 仕様 注意 設定ファイル 使用例 実行例 処理例 関連


 
 C言語の注釈をC++化   

 c2cppコマンド(C言語注釈C++化コマンド)はC言語の /*〜*/形式の注釈を、C++ や Java の //形式の注釈に変換する 32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)用ソフトウェアです。
 /*〜*/形式の注釈に比べ、//形式は簡潔で見やすく、C言語のプログラムを C++ や Java に移植する際には、この形式に変更したいものです。注釈を直すにはエディタで一つ一つ手作業で修正しなければなりませんが、c2cppコマンドを使えば一瞬にして処理できます。ファイル名にワイルドカードが使えますから、一度に複数のファイルの置換が出来ます。
 注釈を変換しても、ファイルの日付を変更しないようにも出来ます。日付が重要な場合にも対応します。もちろん、日付を更新させることも出来ます。
 注釈中のアステリスク(*)については特別な処理をすることも出来ます。//化に伴い不要な行を削除することも出来ます。
 改行コードは、0A, 0D, 0D0A に対応しています。バイナリ・ファイルを破壊しないように、バイナリ検出機能や特定の拡張子のファイルの処理を抑止する機能があります。
 設定ファイル(ファイル名 c2cpp.cfg のテキスト・ファイル)により、c2cppコマンドのオプション設定、処理抑制拡張子の登録が可能です。

 
 c2cppコマンドの引数   引数表記方法   

c2cpp [△ オプション群]□ ファイル名…

/cv    ;[*処理なし行数不変  ]  変換モード  ConVersion
/cva   ;[*処理あり行数不変  ]              ConVersion Asterisk
/cval  ;[*処理あり不要行削除](既定)        ConVersion Asterisk Line
 ; /cv- は /cval と同じ

/t  ;[OFF]  ファイル日時保持モード  Time
/t- ;[ON ](既定)

/o  ;[ON ]  書込禁止ファイル処理モード  read Only
/o- ;[OFF](既定)

/bin  ;[OFF]  バイナリ検出モード  BINary
/bin- ;[ON ](既定)

/nl  ;[ON ]  異種改行コード検出モード  NewLine
/nl- ;[OFF](既定)

/c  ;[ON ]  失敗時続行モード  Continue
/c- ;[OFF](既定)

/s  ;[OFF]  特定拡張子処理抑制モード  Safety
/s- ;[ON ](既定)

/v[<m>][<e>...][<m>[<e>...]...] ;表示設定  Verbose
 <m>=+ ;付加      plus
     - ;削除      minus (省略時)
     = ;強制設定  equal
 <e>=a ;すべて                  All
     c ;処理成功ファイル表示    Compelte
     u ;処理不要ファイル表示    Unchaging
     s ;処理対象外ファイル表示  Skip
     e ;処理不能ファイル表示    Error
/v ;[標準](既定) (/v=ce と同じ)

/p  ;[ON ]  画面一時停止モード  Pause
/p- ;[OFF](既定)

/l<n>[<u>] ;[任意値]  1行のバイト数  Line
/l         ;[200KB ](既定)
           ;<n>は実数で 10Kバイト以上、<u>は倍数単位で K, M, G の何れか

/?, /help ;使用方法説明(設定ファイルに登録不可) HELP

【終了コード】
0:エラーなし、実行成功
1:エラー発生、実行中断
2:エラー発生、実行継続

 
 c2cppコマンドの解説   


 
 c2cppコマンドの仕様   


◇/cvオプションでの処理(アステリスク(*)処理せず、行数不変)
/*              //
 * 111          // * 111
 * 222    =>  // * 222
 * 333          // * 333
 */             //

◇/cvaオプションでの処理(アステリスク(*)処理、行数不変)
/*              //
 * 111          // 111
 * 222    =>  // 222
 * 333          // 333
 */             //

◇/cvalオプションでの処理(アステリスク(*)処理、不要行削除)
/*
 * 111          // 111
 * 222    =>  // 222
 * 333          // 333
 */

 
 c2cppコマンドの注意   


 
 c2cppコマンドの設定ファイル   


 
 c2cppコマンドの使用例   

c2cpp abc.cpp …… ファイル abc.cpp を処理
c2cpp *.cpp   …… 拡張子cppのファイルを処理
c2cpp * /cv   …… アステリスク(*)削除せず、行数不変
c2cpp * /cva  …… アステリスク(*)削除、行数不変
c2cpp * /cval …… アステリスク(*)削除、不要行削除《既定》
c2cpp * /t    …… 処理した場合にファイル日時を更新
c2cpp * /t-   …… 処理前のファイル日時を保持《既定》
c2cpp * /o    …… 書込禁止ファイル処理
c2cpp * /s    …… 処理抑制拡張子を無視し、すべてのファイルを処理
c2cpp * /bin  …… バイナリ検出せず
c2cpp * /bin- …… バイナリを検出した場合処理停止《既定》
c2cpp * /nl-  …… 異種改行コード検出せず《既定》
c2cpp * /nl   …… 2種類以上の改行コードを検出した場合処理停止
c2cpp * /c    …… 処理失敗があっても続行
c2cpp * /c-   …… 処理失敗があったら終了《既定》
c2cpp * /v=   …… 表示なし
c2cpp * /v-a  …… 表示なし(/v= と同じ)
c2cpp * /v=a  …… すべて表示
c2cpp * /v=c  …… 変換した場合のみ表示
c2cpp * /v=a-u …… 変換しない場合は表示しない
c2cpp * /v=a-s …… 処理対象でない場合以外表示
c2cpp * /p     …… 一時停止あり
c2cpp * /p-    …… 一時停止なし《既定》
c2cpp * /L500K …… 1行のバイト数を500Kバイトで処理
c2cpp /? …… 使用方法説明

 
 c2cppコマンドの実行例   

C>c2cpp /v=a *.cpp
main.cpp   :413
merr.cpp   :第10行〜第15行注釈対応異常
prog1.cpp  :15
prog1_a.cpp:0
prog1_b.cpp:3


C>c2cpp /v=a p:*
p:eex2.cpp  :123
p:eex2.exe  :処理せず
p:fex123.cpp:12
p:fex123.exe:処理せず

 
 c2cppコマンドの処理例   

元プログラム(smp1.cpp)

単純処理結果(/cvオプション)

アステリスク(*)処理のみ、行数不変(/cvaオプション)

アステリスク(*)を処理し、不要行削除(/cvalオプション《既定》)

元プログラムと /cv の比較

元プログラムと /cva の比較

元プログラムと /cval の比較


 
 c2cppコマンドの関連ソフト   

 dzcode ファイル末尾Zコード削除コマンド
 zsp ファイル全角空白半角化コマンド
 maxline ファイル最大行コマンド
 jis_sjis JIS→シフトJIS変換コマンド
 euc_sjis EUC→シフトJIS変換コマンド




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