HIR-NETソフト ソフト一覧 パック商品 価格表 取扱店 Q&A ダウンロード 無料バージョンアップ ユーザー登録変更
HIR-NET Home 運営者 運営者著書 CG作品 快適パソコン操作術 パソコン情報リンク集


HIR-NETソフト 32bitコマンド・シリーズ
dzcodeディ ゼット・コード 第1.19版
ファイル末尾Zコード削除コマンド

file delete Z-code command

対象OS:32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)

★2010年9月9日更新★
サンプル無料ダウンロード dzcode.lzh(68Kバイト)
 

概要 引数 解説 注意 ファイルとディレクトリの指定方法 バイナリ検出 設定ファイル 使用例 実行例 関連


 
 ホームページのゴミを自動削除   

 dzcodeコマンド(ファイル末尾Zコード削除コマンド)は、HTML等テキスト・ファイルの末尾にある 1A(CTRL+Z)コードを削除する 32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)用ソフトウェアです。
 ホームページの最後にピリオド(.)のような点をよく見かけますが、dzcodeコマンドを使えば、この見苦しいゴミを自動的に削除することが出来ます。
 C/C++プログラムなどのソース・ファイルに、このコードが混入していると UNIX上ではコンパイルできないことがあり、そうした場合にも有効です。
 ワイルドカード, サブディレクトリ処理はもちろん、処理するファイルをディレクトリ, 識別子, 属性, サイズ等によって対象外にしたり限定したり出来ます。
 ファイルを処理しても、ファイルの日付を変更しないようにも出来ます。保存用のファイルなど日付が重要な場合にも対応します。もちろん、日付を更新させることも出来ます。
 バイナリ・ファイルを破壊しないように、バイナリ検出機能や特定の拡張子のファイルの処理を抑止する機能があります。
 ログ・ファイル出力機能がありますから、実行終了後に処理経過を確認でき、大量のファイルを処理した時も安心です。
 設定ファイル(ファイル名 dzcode.cfg のテキスト・ファイル)により、dzcodeコマンドのオプション設定の登録が可能です。


Outlook Expressの署名ファイルでお困の方へ
Microsoft のメールプログラム Outlook Expressの署名にファイルが使えないでお困りの方はいませんか。Outlook Expressは、署名ファイルに1A(CTRL+Z)コードが含まれていると使えません。dzcodeコマンドで1A(CTRL+Z)コードを使えば使えるようになります。

 
 dzcodeコマンドの引数   引数表記方法   

dzcode [△ オプション群]□ ファイル名…

/d  ;[ON ]  サブディレクトリ処理モード  subDirectory
/d- ;[OFF](既定)

/t  ;[OFF]  ファイル書込日時保持モード  Time
/t- ;[ON ](既定)

/o  ;[ON ]  書込禁止ファイル処理モード  read Only
/o- ;[OFF](既定)
  ; /oオプションを指定すると、設定されていた /sarオプションは自動削除。

/bin  ;[OFF]  バイナリ検出モード  BINary
/bin- ;[ON ](既定)

/c  ;[ON ]  失敗時続行モード  Continue
/c- ;[OFF](既定)

/case  ;[ON ]  ファイル名半角英大小文字区別モード  CASE
/case- ;[OFF](既定)
       ;引数のファイル名のみに作用し、以下のオプションには作用しない。

/sh[<e>[,<e>...]] ;処理対象外先頭一致パス   Skip Head path
/sH[<e>[,<e>...]] ;処理対象外先頭一致パス(大小区別)
/st[<e>[,<e>...]] ;処理対象外末尾一致パス   Skip Tail path
/sT[<e>[,<e>...]] ;処理対象外末尾一致パス(大小区別)
/sp[<e>[,<e>...]] ;処理対象外パス           Skip Path
/sP[<e>[,<e>...]] ;処理対象外パス(大小区別)
/sd[<e>[,<e>...]] ;処理対象外ディレクトリ名 Skip Directory
/sD[<e>[,<e>...]] ;処理対象外ディレクトリ名(大小区別)
/sf[<e>[,<e>...]] ;処理対象外ファイル名     Skip File
/sF[<e>[,<e>...]] ;処理対象外ファイル名(大小区別)
/se[<e>[,<e>...]] ;処理対象外拡張子         Skip Extension
/sE[<e>[,<e>...]] ;処理対象外拡張子(大小区別)
/sa[<a>[,<a>...]] ;処理対象外属性           Skip Attribute
/sA[<a>[,<a>...]] ;処理対象外属性(完全一致)

/lh[<e>[,<e>...]] ;処理限定先頭一致パス     Limit Head path
/lH[<e>[,<e>...]] ;処理限定先頭一致パス(大小区別)
/lt[<e>[,<e>...]] ;処理限定末尾一致パス     Limit Tail path ※ファイルのみ
/lT[<e>[,<e>...]] ;処理限定末尾一致パス(大小区別)           ※ファイルのみ
/lp[<e>[,<e>...]] ;処理限定パス             Limit Path
/lP[<e>[,<e>...]] ;処理限定パス(大小区別)
/ld[<e>[,<e>...]] ;処理限定ディレクトリ名   Limit Directory
/lD[<e>[,<e>...]] ;処理限定ディレクトリ名(大小区別)
/lf[<e>[,<e>...]] ;処理限定ファイル名       Limit File
/lF[<e>[,<e>...]] ;処理限定ファイル名(大小区別)
/le[<e>[,<e>...]] ;処理限定拡張子           Limit Extension
/lE[<e>[,<e>...]] ;処理限定拡張子(大小区別)
/la[<a>[,<a>...]] ;処理限定属性             Limit Attribute
/lA[<a>[,<a>...]] ;処理限定属性(完全一致)
/ls[開始サイズ][-[終了サイズ]] ;処理限定サイズ  Limit Size
  ;サイズはバイト値を実数で指定。倍数単位 K, M, G が使用可能。
  ;  K(キロ)=1024, M(メガ)=1024*1024, G(ギガ)=1024*1024*1024

/lydc[開始日時][-[終了日時]] ;処理限定DIR生成日時 Limit Year Directory Create
/lydw[開始日時][-[終了日時]] ;処理限定DIR書込日時 Limit Year Directory Write
/lydr[開始日時][-[終了日時]] ;処理限定DIR読出日時 Limit Year Directory Read
/lyd[開始日時][-[終了日時]]  ; /lydw の場合と同じ
/lyc[開始日時][-[終了日時]]  ;処理限定ファイル生成日時 Limit Year Create
/lyw[開始日時][-[終了日時]]  ;処理限定ファイル書込日時 Limit Year Write
/lyr[開始日時][-[終了日時]]  ;処理限定ファイル読出日時 Limit Year Read
/ly[開始日時][-[終了日時]]   ; /lyw の場合と同じ
  ;日時は YYYY[MM[DD[HH[MM[SS]]]]] の形式

  ;/s〜オプションは OR結合で対象外にする。
  ;/l〜オプションは AND結合で限定する。同一オプション内は OR結合で限定。
  ;限定よりも対象外オプションが優先。
  ;/sd,sD,ld,lD,lyd〜オプションは、ディレクトリのみに作用。
  ;/sf,sF,se,sE,lf,lF,le,lE,lt,lT,ls,ly〜オプションはファイルのみに作用。
  ;/s〜,l〜オプションを無効にするには、<e>, <a>, 日時なしで指定。
  ;<e>は要素(element)で、ファイル名, ディレクトリ名, パス名, 拡張子。
  ;<e>はワイルドカードも可能(/lh,lH,lt,lT,lp,lP では末尾のみ)。
  ;先頭末尾一致は \ や : を区切りに比較。
  ;<a>は属性で、次の文字の組み合わせで指定。
  ; d:ディレクトリ属性 Directory attribute
  ; r:読出専用属性 Read only attribute/w:書込可属性 Write attribute
  ; h:隠しファイル属性(不可視ファイル属性) Hidden file attribute
  ; s:システムファイル属性 System file attribute
  ; a:未保管属性 Archive attribute

/v[<m>][<e>...][<m>[<e>...]...] ;表示設定  Verbose
 <m>=+ ;付加      plus
     - ;削除      minus (省略時)
     = ;強制設定  equal
 <e>=a ;すべて                  All
     c ;処理成功ファイル表示    Compelte
     u ;処理不要ファイル表示    Unchaging
     s ;処理対象外ファイル表示  Skip
     e ;処理不能ファイル表示    Error
     f ;終了合計表示            Finish
/v ;[標準](既定) (/v=cef と同じ)

/time[<n>];処理時間表示開始秒数  TIME
          ;<n>は整数、負値で表示なし、既定 /time300

/sort  ;[OFF]  ファイル名ソート・モード  SORT
/sort- ;[ON ](既定)

/test  ;[ON ]  試験モード(表示のみ、1A(CTRL+Z)コード削除せず) TEST
/test- ;[OFF](既定)

/log<file> ;[ON  ]  ログ・ファイル出力モード  LOG file
/LOG<file> ;[追加]
/log       ;[OFF ](既定)
           ;<file>はログ・ファイルのファイル名

/p  ;[ON ]  画面一時停止モード  Pause
/p- ;[OFF](既定)

/?, /help ;使用方法説明(設定ファイルに登録不可) HELP

【終了コード】
0:エラーなし、実行成功
1:エラー発生、実行中断
2:エラー発生、実行継続

 
 dzcodeコマンドの解説   


 
 dzcodeコマンドの注意   


 
 ファイルとディレクトリの指定方法   


 
 バイナリ検出   


 
 dzcodeコマンドの設定ファイル   


 
 dzcodeコマンドの使用例   

※file.txt, f1 はファイル、d1 はディレクトリ
dzcode file.html …… ファイル abc.html を処理
dzcode *.html …… 拡張子html のファイルを処理
dzcode c:\*.html …… ドライブC の拡張子html のファイルを処理
dzcode \\server\c\*.html …… ネットワーク・ドライブ \\server\c の拡張子html のファイルを処理
dzcode d1\* /d …… ディレクトリd1下の全ファイルを処理
dzcode * /t  …… 処理した場合にファイル日時を更新
dzcode * /t- …… 処理前のファイル日時を保持《既定》
dzcode * /o  …… 書込禁止ファイル処理
dzcode * /bin  …… バイナリ検出せず
dzcode * /bin- …… バイナリを検出した場合処理停止《既定》
dzcode * /c  …… 処理失敗があっても続行
dzcode * /c- …… 処理失敗があったら終了《既定》
dzcode C:\ /d /shC:\d1 …… C:\d1 以下は対象外
dzcode * /d /shC:d1a,c:d1b …… C:d1a と C:d1b 以下は対象外
dzcode C:\ /d /shC:\d1a,c:\d1b\*\sc …… C:\d1a と C:\d1b\*\sc 以下は対象外
dzcode C:\   /d /ltC:\*\ …… Cドライブのルートにあるファイルは対象外
dzcode C:\d1 /d /ltC:\d1\*\ …… C:\d1直下にあるファイルは対象外
dzcode d1 /d /spd1\sa\f1 …… ファイル d1\sa\f1 は対象外
dzcode * /d /sdold …… ディレクトリold 以下は対象外
dzcode * /d /sdo*  …… ディレクトリo* 以下は対象外
dzcode * /d /seobj,exe,jp*g …… 拡張子obj,exe,jp*g は対象外
dzcode * /d /se /sa …… 処理対象外拡張子と処理対象外属性を無視し、すべてのファイルを処理
dzcode * /d /sas,ds …… 属性 s ファイルと、属性 s のディレクトリ以下は対象外
dzcode * /d /sas,h,r …… 属性 s と h と r は対象外
dzcode d1 /d /lhd1\abc?\ …… ディレクトリd1\abc? 以下のみ処理
dzcode d1 /d /lhd1\abc? /ltd1\*\ …… ディレクトリd1\abc? 以下のみ処理
dzcode * /d /ls1K       …… 1Kバイトのファイルを処理
dzcode * /d /ls0.9M-    …… 0.9Mバイト以上のファイルを処理
dzcode * /d /ls-1048575 …… 1Mバイト未満のファイルを処理
dzcode * /d /ls3M-5M    …… 3〜5Mバイトのファイルを処理
dzcode * /d /ly2001     …… 2001年のファイルを処理
dzcode * /d /ly200104   …… 2001年4月のファイルを処理
dzcode * /d /ly20010417 …… 2001年4月17日のファイルを処理
dzcode * /d /ly20010417123456 …… 2001年4月17日12時34分56秒のファイルを処理
dzcode * /d /ly20010417- …… 2001年4月17日からのファイルを処理
dzcode * /d /ly20010417-20180625 …… 2001年4月17日〜2018年6月25日のファイルを処理
dzcode * /d /ly-20180625 …… 2018年6月25日までのファイルを処理
dzcode * /v= …… 表示なし
dzcode * /v-a …… 表示なし(/v= と同じ)
dzcode * /v=a …… すべて表示
dzcode * /v=c …… 処理した場合のみ表示
dzcode * /v+u …… 1Aコードがない場合も表示
dzcode * /v=ce …… 処理した場合と処理不能の場合表示
dzcode * /v=a-s …… 処理対象でない場合以外表示
dzcode * /v-f …… 合計表示なし
dzcode * /p  …… 画面一時停止あり
dzcode * /p- …… 画面一時停止なし《既定》
dzcode * /logc:\tmp\f1.log …… c:\tmp\f1.logへログ・ファイル出力
dzcode * /LOGc:\tmp\f1.log …… ログ・ファイル追加出力
dzcode * /time60 …… 60秒以上で処理時間表示
dzcode * /time-1 …… 処理時間表示なし
dzcode * /test …… 試験モード(表示のみ、1A(CTRL+Z)コード削除せず)
dzcode /? …… 使用方法説明

 
 dzcodeコマンドの実行例   

C>dzcode /v=a *.html
1:test2001.html
1:メモ.html
1:計画2.html
0:計画3.html
1:文章.html

6ファイル中4ファイルに1A(CTRL+Z)コードが存在

C>dzcode /v=a p:\*
1:p:\eex2.cpp
対象外:p:\eex2.exe
1:p:\fex123.cpp
対象外:p:\fex123.exe

2ファイル中2ファイルに1A(CTRL+Z)コードが存在

 
 dzcodeの関連ソフト   

 dsp ファイル行末空白削除コマンド
 zsp ファイル全角空白半角化コマンド
 c2cpp C言語注釈C++化コマンド




HIR-NETソフト


Copyright (C) 1997-2024 Hirabayashi Masahide  プライバシーポリシー