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ちょぴ日記
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*2001-11/16〜11/30*



■2001/11/16(金)
○ロボフェスタ2001
ぽかぽか陽気で、気分がいいね。
今日は『ロボットフェスタ神奈川2001』の横浜会場開幕初日、ということで、にゃんも先生と出かける。
晴れた日の桜木町は、とても素晴らしい。久しぶりで、また、新しく建造物ができていた。いつ来てもどんどん発展していくまち。
会場はパシフィコ横浜、もう何年かぶり。
展示会というと、知合いがいるのではと思い、ついつい見まわしてしまう。そして、いました。やっぱり。事務所のインストラクターさんが、VTRの前で解説をやってました。今日は現場仕事ですね。
○ロボットあれこれ
いろいろなロボットがいます(あります)。地雷除去ロボット、惑星探査ロボット、ペットロボット、介護ロボット、逆上がりロボット、じゃんけんロボット、へびロボット、椅子ロボット、水中探査ロボット、自動筆記ロボット、自動演奏ロボット・・・。
○ロボットって・・・
ロボットって、何だろう。
よくよく考えてみると、概念の境界はとても曖昧。
様々なロボットの現物を目の当たりにして、じっくりと見て、いろいろと思ったり、感じたり、考えたり、発見したり・・・。
今回ここへ来て、ロボットということばに対して、あらためて考えた。そしてその意味は、広がったり深まったり、私の内にいろんな方向に発展していった。それはまた、ことばというものそれ自体についても、あらためて考える機会となった。
○ASIMO、階段を降りる
特設ステージでスポットライトを浴びて登場するのは、HONDAの二足歩行ロボットASIMO。1歩1歩階段を降りてくる様子を見つめる子供たち、そして私も。
「ほぉ。」
ステージを、いろんな角度から3回見た。
土日は相当混みそうだな。

↑注目度No.1。HONDAの二足歩行ロボット、ASIMO。/ASIMO、階段を降りる。
○おそうじロボット
SANYOのおそうじロボットにも、興味そそられた。
ネコ型とイヌ型がいて、にゃんも先生は「ネコがいい。」と言っている。商品化されれば、きっと買いたい。
がしかし、我が家の床面といったら、小さく分断されていたり、とても細かく入り組んだりしていて、せっかく自動おそうじロボットを買ったとしても、ほとんど役に立たたないんじゃないかしら。・・・と想像するのは、難くない。

↑ネコ型お掃除ロボット
○得難いものを得ることができた気がする
とにかく今日は、ロボット三昧の一日でした。
○みなとみらいの夜景
帰りは、会場から桜木町駅までを歩いた。
発光する観覧車。遊園地はクリスマスの雰囲気漂うイルミネーション。ぐるぐる回転するマシン。向こうのタワーのたくさんの窓からも電気の灯りがこぼれる。
Queen's Square のあたりも、電飾がほどこされていて、デコレーションツリーなど飾られている。つい3年前までには、ドッグヤードガーデンにそびえ立つ巨大ツリーがあったけれど、今はもうない。
家に帰りつく頃は、寒さに、吐く息も白くなっていました。

↑遊園地とビルのあかり
○地震
いろいろデータを整理していた、深夜、(翌)1:35。床の方からビーンと衝撃が。「おっ、これは地震か。」と、一瞬待っていたらそこへ、ぐわんぐわんと、揺れが来た。
すやすやおねむだったにゃんも先生も、がばっと布団をはいで出た。
震度は3。


■2001/11/17(土)
○秋の重奏
木々がそれぞれの深さに色づいています。
秋の重奏が聴こえて来るようです。
○スチールラック組み立てる
今日ようやく、注文していたスチールラックが届いたので、まずはさっそく1つ目を組み立ててみました。金属としての圧迫感は、思っていたほどになく、わりとスッキリとした感じで、いい具合に部屋に馴染みそうです。
○はーたん
夜、ガンと戦う少女の、命尽きるまでの数ヶ月間を記録した、ドキュメンタリーを見ました。はーたんという笑顔のかわいらしい女の子とその家族の。胸うたれました。


■2001/11/18(日)
○雲の上、獅子座流星群
明日の未明には、獅子座流星群が、日本上空を訪れる。今度はすごくいい条件で、数千の流星が見える・・・ということになっているのだけれど、今夜の空には、あいにく雲がかぶさっています。この分じゃこの辺りでの観察はムリっぽそう。残念だなぁ。早起きして見たかったのに・・・。それとも、急にパッと晴れてくれないかしら。


■2001/11/19(月)
○ベランダ展望台
それでも明け方にはようやく雲が晴れてきたので、コートを着て、帽子をかぶって、手袋をはめて、ベランダから空を眺め続けました。5時過ぎから6時過ぎ頃まで、流れ星を60個ほど見ることができました。
空中(そらじゅう)が、まるでスクリーンのようです。
ピカーンと光るの、ごろっと粒の大きいの、ボッと燃えるように一瞬激しく光るの、ビュンと太い軌跡を描くの、スッと細長く行くの・・・。右に、左に、真ん中辺りに。色も少しずつ違って、いろいろなの。
願いごと・・・、特に何か唱えたわけではないけれど、こんなにいっぱいの流れ星を見られて、これから先、いいこといっぱいありそうな気がしてきます。
それより何より、本当にただただ純粋に、きれいで、すごくて、感激しました。
○紅葉の高尾山
夢見心地のまま、にゃんも先生と紅葉を見に高尾山へ。
今回は初めてリフトで上がってみる。谷にかかるところでは、地面までの距離が随分とあって、見下ろすとけっこう恐いところもある。
リフトを降りた先からは、ゆっくりと歩いて登山。
途中の茶屋で、お団子を食べて、頂上の茶屋では、おむすびときのこ汁と甘酒を頂きました。暖まっておいしかった。
紅葉は、中腹あたりが赤々として、上の方は、黄金(こがね)色。
木々の紅葉を見ても、遠くの景色を見ても、なんだか気持ちがいっぱいで入りきらない。あの星空の余韻が、まだつづいてる。
帰りは傾斜のきついケーブルカーの最前列に乗り、ちょっとスローなジェットコースター気分で麓まで降りる。

↑ロープウェイから見た紅葉/山頂からの景色、日の沈む方角
〇600個も見たって
夜、実家の母親から電話で、なんと母は、家の2階の窓から流れ星を600個ほども見たって。関西の方じゃ、夜中晴れていて観測条件が良かったのだ。なんてうらやましいっ。
関東は大方曇っていたけれど、にゃんも先生が諦めずに何度も起きてくれて、お蔭で明け方の晴れ間に私も見られたから、その分ではラッキーな方だったと思う。
母、その時の光景を熱く語る。
そしてもっとうらやまいのは、ヨシおじさん(母の弟)。琵琶湖の浜辺に見に行って、それはもう、とってもとってもすごかったって。いいな〜。


■2001/11/20(火)
○もう一度あの夢を・・・
きのうの感動が忘れられず、今朝もまた早い内に起きてベランダへ出て空を見上げる。
空には、細くかすかな線のようなのが幾本か見えた。けれど、もう、きのうのようには見えない。
本当に、きのうは特別な日で、未明のあの時は、夢のようなひとときだったのです。
○今日の行動
まず皮膚科医院。
次、スーパー。あったか肌着を買う。
次、ホームセンター。ホームセンターでは、敷き石用ブロックと、コンクリート用接着剤、コンビハンマー(ゴム/プラスチック)などを購入。素材加工は、複雑なものはやってもらえないとのこと。
〇流れ星・・・印象
夜、目を閉じる。あの流れ星のことを目蓋の向こうに思い浮かべる。
キラッと光るあの印象。連なって思い出されるのは・・・湖の波だった水面に反射する陽の光・・・金属を溶接する時の火花・・・それから、テレビで見た、対空砲火のシーン(・・・だなんて・・・)。一瞬切なくなる。


■2001/11/21(水)
○ブロック接着、合板加工注文
朝、靴箱下敷用のブロックを接着。
午後はハンズへ。
スチールラックの棚の上敷用に、7層のシナ合板を購入。シナ合板は、表面がシナできれいで、構造は集成材よりもたわみに強い。
カット穴あけ溝引きなど、注文する加工内容が複雑なので、喫茶店でカフェオレを飲みながら、ゆっくりと落ち着いて、工程を3段階に分けて、説明図を描いた。
○デジタルピアノ、浸る
帰りに楽器店へ寄って、デジタルピアノを触る。
「そろそろいいかなぁ。欲しくなってきたなぁ。ああ。」


■2001/11/22(木)
○今日の作業
スチームクリーナーで、玄関の壁、床の、汚れ取り。
靴箱をブロック台にのせる。
Sラック組立てる、しかしとちゅう、パイプの長さが2箇所で6mm足りないことに気づき、中断。また、ハンズに行って、買い直さなくてはならない。


■2001/11/23(金)
○棚板調整
注文していた棚板が届いた。ぎりぎりの設計で注文したせいで、スチールラックにのせるにも、きつくておさまらなかったので、やすりで角を微調整。これが結構大変なの。
『徹子の部屋』に、ゴルバチョフさん出演で、「おーっ。」と思い見ながら(聴きながら)、ガリガリガーーッ、と力込めてやすりがけしていたら、木くずもだいぶ下にたまってきた。
そして、ゴルビーは愛妻家


■2001/11/24(土)
○スチールと木材コーナー
学校へ行って2科目を学習。
それからハンズへ。
素材コーナーをうろうろ。スチールパイプと木材チップを買う。
ウッドポールのところも気になってまた見に行く。またしてもユーザーのお客さんにいろいろ教えてもらい好印象。いずれ使う予定だけれど、今日もまた買わない。


■2001/11/25(日)
○草取りとごみ拾い
年に2回の、草取りとごみ拾いの日。
まずは落葉掃きをする。掃いた落葉は袋に詰めてごみに出すというのだけれど、私は、
「そんな、ごみにしなくてもいいのに・・・。」
と思う。落葉なんて、通り道の邪魔になるところだけちょこちょこっと掃いて、木の根本の方にでも寄せ集めておけば、あとは土に帰るから。
それにひきかえ、人工物は困ります。タバコの吸殻、お菓子の小袋、ガムの包みの銀紙。ガラスの破片も、意外と多くて、危ない。缶、ビン。それからビービー弾の玉も多かった。忽ち怪我をするわけでなく、さして邪魔にもならないほどの小さなものでも、自然に帰らないものは、だれかがそこから取り除かない限りずっとごみのまま。
うつむいて歩いていると、木の下にはどんぐり
○食器洗い機の台完成
Sラックの残りのパイプも連結して、歪みも調整して、やっと、食器洗い機をのせる台が完成です。
さっそく、よっこらしょっ、と食洗機を台へのせてみますと、今までどっかとその機械に塞がれいた、シンク横のスペースに、まな板1枚の余裕でのるくらいの空きができました。Wonderful。調理台兼配膳台として使えるスペースをGetしました。
ゆくゆくは、さらにもう少し作業スペースを広げていきたい。
○やすりがけ、大変だけれど
やたら、時間がかかる、棚板のやすりがけ。けど、こう、たっぷりと時間をかけて物事に取り組むっていうのも、実のところけっこう楽しいものです。悦びといってもいいかもしれない。そして、考えようによっちゃ、贅沢なことなのかもしれません。


■2001/11/26(月)
○レポ−ト2つ済み
郵便局へ。
レポート2科目を提出。残るはあと1科目。
○おまんじゅうになった気分?
夜になってにゃんも先生が、
「布団に入ると、おまんじゅうになった気分。」
と言うので、
「おまんじゅうになった気分ってどんななの?」
ときいたら、
「なんとかかんとかむにゃらむにゃら・・・。」
とつぶやいて彼はそのまま寝入ってしまい、それ以上きくことはできなかった。
私はそれから気になって、一人考えつづけた。
「まんじゅうのように、太ってまるくなった感じ?それとも、布団がまんじゅうのかわのようなので、自分は中のあんこになった気分?なんかそれともちがうような・・・うーん・・・。」
そして、風呂の中で考えることしばらくして、こうじゃないかなと思ったこと、それは、
自らの身体感覚が布団にまで延んで、布団と一体感を持つほどに拡張した自己が全体としてまんじゅうっていう感じなのかもしれない。だから、やっぱりそれは、まんじゅうそのもので、しかもまんじゅう全体のイメージなんだ。
不思議感覚・・・。
○せかせか
机の上に、何やかやの資料がうさうさと散らばり溜っていて、なんとも鬱陶しい。とにかくまず、ここを片付けよう。
といっても、重ねて四辺を揃えて置いただけ。
冷えるといけないので、上に何か羽織ろう。セーターを着てみたものの、下がモコモコパジャマなので、どうにも窮屈、かといって、はんてんを着ると、全体でモコモコになりすぎて、腕の曲げ伸ばしも不便な感じ。なので、私のより一まわり大きいにゃんも先生のカーディガンを羽織ってみた。
すると、カーディガンの袖口の縫い目がほころびて、破れているのに気づいた。
あらまあ、困ったこと。
そこでさっそく、ほころびを縫い合わせてあげることにする。
「私ってなんてやさしいんでしょう。」
それ、締め切り間際にありがちな行動だなんて、どなたがおっしゃって?部屋の掃除とか、細々とした気配りとか。
レポート課題の設問は、シンプルなだけに、テーマを大きく感じてしまって、手をつけにくい。


■2001/11/27(火)
○レポート
レポートの調べものと、下書き。
○健康関連
近頃、黒酢をよく飲む。


■2001/11/28(水)
○レポートつづき
レポートのつづきをやる。


■2001/11/29(木)
○レポート仕上げ
レポートの仕上げにかかる。
○平安女流文学の好いところ
文学に近く親しむ日々。共感という貴い体験を慈しみたい。
古典の平安女流文学の好いところ、一つには、大和(やまと)ことばがいいものよ。(熟語とかがなく、仮名と訓読みで構成される。)ほわんとして角がなく、漂うような文の体(有り様)。
○そぞろ定まらぬ
・・・はて、家から何それ店まで、何kmくらいあるかしら。など、急に思いたち、地図を出してきてわざわざ測ってみて、ふむ。など思ったりたり、まるでそぞろ定まらぬ意識。
むむ、そろそろ集中せよ。


■2001/11/30(金)
○レポートなんとか終了
郵便局へ。
最後のレポートも出来上がって、提出した。やれやれ。
今回のレポート(記述式)では、当初から字数を勘違いしていて、ずっと倍の量の文章を書いていて(アホ)、ほぼできあがる手前で、不意にそのことに気が付き、急遽ばっさりと削る破目になったのは哀しかった。
今回の課題、
「どうもボリュームあるなぁ。」
と思っていたんだな。
後になってみれば、笑える(笑うしかない)話だけれど。相当難儀しましたわ。
勘違いは怖い。以後気をつけましょう。
家電店、スーパーに寄って帰った。


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