HIR-NETソフト ソフト一覧 パック商品 価格表 取扱店 Q&A ダウンロード 無料バージョンアップ ユーザー登録変更
HIR-NET Home 運営者 運営者著書 CG作品 快適パソコン操作術 パソコン情報リンク集


HIR-NETソフト 32bitコマンド・シリーズ
repリプレイス 第1.26版
ファイル内容置換コマンド

file replace command

対象OS:32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)

★2010年9月9日更新★(実際に置換が試せます)
サンプル無料ダウンロード rep.lzh(75Kバイト)
 

概要 引数 解説 注意 作業用一時ファイル ファイルとディレクトリの指定方法 改行の判断 バイナリ検出 設定ファイル 使用例 関連


 
 複数ファイルの内容を連続置換   

 repコマンド(ファイル内容置換コマンド)は旧文字列と新文字列を指定し、複数のファイルの内容を置換する 32bit Windows(Windows 95/98/Me/NT/2000/XP など)用ソフトウェアです。
 ファイル名にワイルドカードが使えますから、一度に複数のファイルの置換が出来ます。ファイルの内容を一律に変えたい場合などは、エディタで一つ一つ手作業で置換修正しなければなりませんが、repコマンドを使えば一瞬にして処理できます。
 ファイル名の他、置換文字列にもワイルドカードが使えます。また、ワイルドカードでない置換も出来ますから、記号を含んだ文字列の検索も簡単です。
 サブディレクトリ処理はもちろん、処理するファイルをディレクトリ, 識別子, 属性, 日付, サイズ等によって対象外にしたり限定したり出来ます。
 文字列の置換をしても、ファイルの日付を変更しないようにも出来ます。保存用のファイルなど日付が重要な場合にも対応します。もちろん、日付を更新させることも出来ます。
 改行コードは、0A, 0D, 0D0A に対応しています。バイナリ・ファイルを破壊しないように、バイナリ検出機能や特定の拡張子のファイルの処理を抑止する機能があります。書込禁止ファイルの処理を可能にすることも出来ます。
 ログ・ファイル出力機能がありますから、実行終了後に処理経過を確認でき、大量のファイルを処理した時も安心です。
 設定ファイル(ファイル名 rep.cfg のテキスト・ファイル)により、repコマンドのオプション設定の登録が可能です。

 
 repコマンドの引数   引数表記方法   

rep □ 元文字列 □ 新文字列[△ オプション群]□ ファイル名…

/d  ;[ON ]  サブディレクトリ処理モード  subDirectory
/d- ;[OFF](既定)

/tm  ;[OFF]  ファイル書込日時更新モード TiMe
/tm- ;[ON ](既定)

/o  ;[ON ]  書込禁止ファイル処理モード  read Only
/o- ;[OFF](既定)
  ; /oオプションを指定すると、設定されていた /sarオプションは自動削除。

/bin  ;[OFF]  バイナリ検出モード  BINary
/bin- ;[ON ](既定)

/nl  ;[ON ]  異種改行コード検出モード  NewLine
/nl- ;[OFF](既定)

/c  ;[ON ]  置換失敗時続行モード  Continue
/c- ;[OFF](既定)

/w   ;[ON      ]  ワイルドカード文字列モード  Wildcard
/w-  ;[OFF     ](既定)
/wh  ;[先頭一致](/w/h と同じ)               Wildcard Head
/wt  ;[末尾一致](/w/t と同じ)               Wildcard Tail
/wht ;[両端一致](/w/h/t, /wht と同じ)       Wildcard Head Tail
/wth ;[両端一致](/w/t/h, /wth と同じ)       Wildcard Tail Head

/h   ;[先頭一致]  置換文字列先頭一致モード  Head
/ht  ;[両端一致](/h/t, /th と同じ)        Head Tail
/h-  ;[OFF     ](既定)

/t   ;[末尾一致]  置換文字列末尾一致モード  Tail
/th  ;[両端一致](/t/h, /ht と同じ)        Tail Head
/t-  ;[OFF     ](既定)

/case  ;[ON ]  文字列置換半角英大小文字同一視モード  CASE
/case- ;[OFF](既定)

/fcase  ;[OFF]  ファイル名半角英大小文字同一視モード  File CASE
/fcase- ;[ON ](既定)
        ;引数のファイル名のみに作用し、以下のオプションには作用しない。

/sh[<e>[,<e>...]] ;置換対象外先頭一致パス   Skip Head path
/sH[<e>[,<e>...]] ;置換対象外先頭一致パス(大小区別)
/st[<e>[,<e>...]] ;置換対象外末尾一致パス   Skip Tail path
/sT[<e>[,<e>...]] ;置換対象外末尾一致パス(大小区別)
/sp[<e>[,<e>...]] ;置換対象外パス           Skip Path
/sP[<e>[,<e>...]] ;置換対象外パス(大小区別)
/sd[<e>[,<e>...]] ;置換対象外ディレクトリ名 Skip Directory
/sD[<e>[,<e>...]] ;置換対象外ディレクトリ名(大小区別)
/sf[<e>[,<e>...]] ;置換対象外ファイル名     Skip File
/sF[<e>[,<e>...]] ;置換対象外ファイル名(大小区別)
/se[<e>[,<e>...]] ;置換対象外拡張子         Skip Extension
/sE[<e>[,<e>...]] ;置換対象外拡張子(大小区別)
/sa[<a>[,<a>...]] ;置換対象外属性           Skip Attribute
/sA[<a>[,<a>...]] ;置換対象外属性(完全一致)

/lh[<e>[,<e>...]] ;置換限定先頭一致パス     Limit Head path
/lH[<e>[,<e>...]] ;置換限定先頭一致パス(大小区別)
/lt[<e>[,<e>...]] ;置換限定末尾一致パス     Limit Tail path ※ファイルのみ
/lT[<e>[,<e>...]] ;置換限定末尾一致パス(大小区別)           ※ファイルのみ
/lp[<e>[,<e>...]] ;置換限定パス             Limit Path
/lP[<e>[,<e>...]] ;置換限定パス(大小区別)
/ld[<e>[,<e>...]] ;置換限定ディレクトリ名   Limit Directory
/lD[<e>[,<e>...]] ;置換限定ディレクトリ名(大小区別)
/lf[<e>[,<e>...]] ;置換限定ファイル名       Limit File
/lF[<e>[,<e>...]] ;置換限定ファイル名(大小区別)
/le[<e>[,<e>...]] ;置換限定拡張子           Limit Extension
/lE[<e>[,<e>...]] ;置換限定拡張子(大小区別)
/la[<a>[,<a>...]] ;置換限定属性             Limit Attribute
/lA[<a>[,<a>...]] ;置換限定属性(完全一致)
/ls[開始サイズ][-[終了サイズ]] ;置換限定サイズ  Limit Size
  ;サイズはバイト値を実数で指定。倍数単位 K, M, G が使用可能。
  ;  K(キロ)=1024, M(メガ)=1024*1024, G(ギガ)=1024*1024*1024

/lydc[開始日時][-[終了日時]] ;置換限定DIR生成日時 Limit Year Directory Create
/lydw[開始日時][-[終了日時]] ;置換限定DIR書込日時 Limit Year Directory Write
/lydr[開始日時][-[終了日時]] ;置換限定DIR読出日時 Limit Year Directory Read
/lyd[開始日時][-[終了日時]]  ; /lydw の場合と同じ
/lyc[開始日時][-[終了日時]]  ;置換限定ファイル生成日時 Limit Year Create
/lyw[開始日時][-[終了日時]]  ;置換限定ファイル書込日時 Limit Year Write
/lyr[開始日時][-[終了日時]]  ;置換限定ファイル読出日時 Limit Year Read
/ly[開始日時][-[終了日時]]   ; /lyw の場合と同じ
  ;日時は YYYY[MM[DD[HH[MM[SS]]]]] の形式

  ;/s〜オプションは OR結合で対象外にする。
  ;/l〜オプションは AND結合で限定する。同一オプション内は OR結合で限定。
  ;限定よりも対象外オプションが優先。
  ;/sd,sD,ld,lD,lyd〜オプションは、ディレクトリのみに作用。
  ;/sf,sF,se,sE,lf,lF,le,lE,lt,lT,ls,ly〜オプションはファイルのみに作用。
  ;/s〜,l〜オプションを無効にするには、<e>, <a>, 日時なしで指定。
  ;<e>は要素(element)で、ファイル名, ディレクトリ名, パス名, 拡張子。
  ;<e>はワイルドカードも可能(/lh,lH,lt,lT,lp,lP では末尾のみ)。
  ;先頭末尾一致は \ や : を区切りに比較。
  ;<a>は属性で、次の文字の組み合わせで指定。
  ; d:ディレクトリ属性 Directory attribute
  ; r:読出専用属性 Read only attribute/w:書込可属性 Write attribute
  ; h:隠しファイル属性(不可視ファイル属性) Hidden file attribute
  ; s:システムファイル属性 System file attribute
  ; a:未保管属性 Archive attribute

/v[<m>][<e>...][<m>[<e>...]...] ;表示設定  Verbose
 <m>=+ ;付加      plus
     - ;削除      minus (省略時)
     = ;強制設定  equal
 <e>=a ;すべて                    All
     k ;置換対象外ファイル名表示  sKip
     e ;置換不能ファイル名表示    Error
     f ;終了合計表示              Finish
/v ;[標準](既定) (/v=ef と同じ)

/time[<n>];処理時間表示開始秒数  TIME
          ;<n>は整数、負値で表示なし、既定 /time300

/log<file> ;[ON  ]  ログ・ファイル出力モード  LOG file
/LOG<file> ;[追加]
/log       ;[OFF ](既定)
           ;<file>はログ・ファイルのファイル名

/test  ;[ON ]  試験モード(表示のみ、置換せず) TEST
/test- ;[OFF](既定)

/suspend  ;[OFF]  システム休止抑制モード  SUSPEND
/suspend- ;[ON ](既定)

/p  ;[ON ]  画面一時停止モード  Pause
/p- ;[OFF](既定)

/l<n>[<u>] ;[任意値]  1行のバイト数  Line
/l         ;[200KB ](既定)
           ;<n>は実数で 10Kバイト以上、<u>は倍数単位で K, M, G の何れか

/sort  ;[OFF]  ファイル名ソート・モード  SORT
/sort- ;[ON ](既定)

/?, /help ;使用方法説明(設定ファイルに登録不可) HELP

【終了コード】
0:エラーなし、実行成功
1:エラー発生、実行中断
2:エラー発生、実行継続

 
 repコマンドの解説   


 
 repコマンドの注意   


 
 作業用一時ファイル   


 
 ファイルとディレクトリの指定方法   


 
 改行の判断   


 
 バイナリ検出   


 
 repコマンドの設定ファイル   


 
 repコマンドの使用例   

※file.txt, f1 はファイル、d1 はディレクトリ
rep abc 1234 file.txt …… ファイルfile.txt内の"abc"を"1234"に置換
rep def "" file.txt …… ファイルfile.txt内の"def"を削除
rep "Tel>" 電話: *.txt …… "Tel>"を"電話:"に置換
rep 50%  半分 *.txt …… "50%"を"半分"に置換(非BATファイル内)
rep 50%% 半分 *.txt …… "50%"を"半分"に置換(BATファイル内)
rep abc def *.txt …… ファイル*.txt内の"abc"を"def"に置換
rep a b * /tm   …… 処理前のファイル書込日時を保持
rep a b * /tm-  …… 処理した場合にファイル書込日時を更新《既定》
rep a b * /o    …… 書込禁止ファイル処理
rep a b * /bin  …… バイナリ検出せず
rep a b * /bin- …… バイナリを検出した場合処理停止《既定》
rep a b * /nl-  …… 異種改行コード検出せず《既定》
rep a b * /nl   …… 2種類以上の改行コードを検出した場合処理停止
rep a b * /c    …… 置換失敗があっても続行
rep a b * /c-   …… 置換失敗があったら終了《既定》
rep a b d1\* /d …… ディレクトリd1下の全ファイルを置換
rep a b d1\readme.txt /d …… ディレクトリd1下の全 readme.txtファイルを置換
rep xy*1 ab *     …… "xy*1"を"ab"に置換
rep xy*1 ab * /w- …… "xy*1"を"ab"に置換(上と同じ動作)《既定》
rep xy*1 ab * /w  …… "xy"〜"1"を"ab"に置換
rep xyz ab * /h   …… "xyz"で始まる行の行頭"xyz"を"ab"に置換
rep xyz ab * /t   …… "xyz"で終わる行の末尾"xyz"を"ab"に置換
rep xy*1 ab * /wt  …… "xy"〜"1"で終わる行の末尾"xy"〜"1"を"ab"に置換
rep xy*1 ab * /wht  …… "xy"で始まり、"1"で終わる行を"ab"に置換
rep a b C:\ /d /shC:\d1 …… C:\d1 以下は対象外
rep a b * /d /shC:d1a,c:d1b …… C:d1a と C:d1b 以下は対象外
rep a b C:\ /d /shC:\d1a,c:\d1b\*\sc …… C:\d1a と C:\d1b\*\sc 以下は対象外
rep a b C:\   /d /ltC:\*\ …… Cドライブのルートにあるファイルは対象外
rep a b C:\d1 /d /ltC:\d1\*\ …… C:\d1直下にあるファイルは対象外
rep a b d1 /d /spd1\sa\f1 …… ファイル d1\sa\f1 は対象外
rep a b * /d /sdold …… ディレクトリold 以下は対象外
rep a b * /d /sdo*  …… ディレクトリo* 以下は対象外
rep a b * /d /seobj,exe,jp*g …… 拡張子obj,exe,jp*g は対象外
rep a b * /d /se /sa …… 置換対象外拡張子と置換対象外属性を無視し、すべてのファイルを置換
rep a b * /d /sas,h …… 属性 s, h は対象外
rep a b * /d /sas,ds …… 属性 s ファイルと、属性 s のディレクトリ以下は対象外
rep a b d1 /d /lhd1\abc?\ …… ディレクトリd1\abc? 以下のみ置換
rep a b d1 /d /lhd1\abc? /ltd1\*\ …… ディレクトリd1\abc? 以下のみ置換(上と同じ動作)
rep a b * /d /ls1K       …… 1Kバイトのファイルを置換
rep a b * /d /ls0.9M-    …… 0.9Mバイト以上のファイルを置換
rep a b * /d /ls-1048575 …… 1Mバイト未満のファイルを置換
rep a b * /d /ls3M-5M    …… 3〜5Mバイトのファイルを置換
rep a b * /d /ly2001     …… 2001年のファイルを置換
rep a b * /d /ly200104   …… 2001年4月のファイルを置換
rep a b * /d /ly20010417 …… 2001年4月17日のファイルを置換
rep a b * /d /ly20010417123456 …… 2001年4月17日12時34分56秒のファイルを置換
rep a b * /d /ly20010417- …… 2001年4月17日からのファイルを置換
rep a b * /d /ly20010417-20180625 …… 2001年4月17日〜2018年6月25日のファイルを置換
rep a b * /d /ly-20180625 …… 2018年6月25日までのファイルを置換
rep a b *.HTM /fcase  …… ファイル名半角英大小文字区別
rep a b *.HTM /fcase- …… ファイル名半角英大小文字同一視《既定》
rep a b * /sort  …… ファイル名ソートなし
rep a b * /sort- …… ファイル名ソート《既定》
rep a b * /v=e …… エラー表示のみ
rep a b * /v+k …… 対象外ファイル名表示あり
rep a b * /v-k …… 対象外ファイル名表示なし《既定》
rep a b * /v-f …… 合計表示なし
rep a b * /p   …… 画面一時停止あり
rep a b * /p-  …… 画面一時停止なし《既定》
rep a b * /logc:\tmp\f1.log …… c:\tmp\f1.logへログ・ファイル出力
rep a b * /LOGc:\tmp\f1.log …… ログ・ファイル追加出力
rep a b * /time60 …… 60秒以上で処理時間表示
rep a b * /time-1 …… 処理時間表示なし
rep a b * /L500K …… 1行のバイト数を500Kバイトで置換
rep a b * /test …… 試験モード(表示のみ、置換せず)
rep /? …… 使用方法説明

 
 repの関連ソフト   

 srh ファイル内容検索コマンド
 maxline ファイル最大行コマンド




HIR-NETソフト


Copyright (C) 1997-2024 Hirabayashi Masahide  プライバシーポリシー