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■2001/04/01(日) ○ダイヤ変更 私の利用している路線の電車のダイヤが今週変更になったらしい。どうも昨日から変だと思っていたら。今まで一本で行けていた線が、これからは途中で乗換えが必要になる。前より不便になってしまった。その分疲れる。 ○顔最悪 今日はがんばって、髪も振り乱す勢いでよく働いた。それなりに成果は得られたものの、しかし、業務の終わりに差し掛かる頃には、はた目にもそうと分かるほどに疲れ顔となる。 そして、えっちらおっちらようやく家に帰り着いてから、ふと鏡の中を覗き込むと、そこにうつったのはなんたる顔。眉毛の端っこが消えてなくなっていた。情けなし。おまけに目の下は、くまなどを通り越して、深くしわになっていた。「Oh,no!!」叫ぶよ。 疲れは禁物。あとでたたる。 がんばり過ぎというのも良くない。ほどほどが一番。 そしてやはり、身の程をわきまえるということも大切だ。 今晩はぐっすりと眠って、明日はゆっくりと起きよう。 ああ、今すぐにでも布団の上に転がり込みたいな。 「とかタラタラ言っていないで、さっさと寝ればいいやん。」と思う事なかれ。書くことはもはや習慣。書いてこそ、今日という一日にきりをつけて、いさぎよく眠れる。書かずにいると、あれを書き損ねた、これを書くべきだったと、まくら元でいつまでも考え込んでしまい、良い睡眠は得られない。 とにかくダーッと書いてしまって、さっさと寝ると。 ■2001/04/02(月) ○お岩さん 朝起きたら、まぶたが腫れていて、しかも精気のない顔。まるでお岩さんのよう。 昨日の疲れが出たみたいだ。 午前中ぐてっ。午後にようやく諸々の作業をはじめる。 それから、PCのディスプレイの背景を変えてみた。 ■2001/04/03(火) ○お化け桜 遠くの山に一箇所真っ白なところがある。おそらく桜の木であることには間違いない。けれど随分大きく見えて、「あれは一本の木か、はたまた、幾本かの木が密集しているのか、どうなんだろう?」と、にゃんも先生と二人、気になっていた。双眼鏡で見てもよくわからない。そこで今日、しばらく近場の桜をぷらぷらと見てまわってから後、その山の方の桜目がけて、バスで行ってみることにした。 近くに見えてきた頃、バスを降りて、山の斜面を登る。ふうふう言いながら木の下まで辿り着く。すると、その木は一本の巨木だった。 その巨木を見て、にゃんも先生は怖がっていた。山の土の栄養を全部独り占めしているのじゃないかというほど、立派な幹と枝ぶり。そして、高く広くはった枝にごまんという花をつけたその姿は、まさにお化けの木。こんなに大きな桜の一本木は、生まれてこの方見たことがない。にゃんも先生は「夢に出てきそうだ。」と言う。写真にもおさまり切らないほどで、とにかく強烈な印象を受けた。 ←まるで怪獣のような幹のお化け桜 ○録画ビデオ観賞 夜、晩ご飯を食べる時と、その後のくつろぎタイムに見たビデオ(録画分)は、『テクノ探偵団』、『美の巨人たち』−ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」の回−(2回目)、『探偵ナイトスクープ』、それから、深海生物の番組。 『探偵ナイトスクープ』は、笑えるのと泣けるのとくだらないのの3本。探偵局長は変わったけれど、番組のおもしろっぷりは健在。 深海生物は、透明なのや、発光するのがいて、とてもきれいで神秘的で惹きつけられる。動きがゆっくりして見えるのは、水圧が高いからか。優雅に見える。 ■2001/04/04(水) ○まさに満開 今日は家の中にいる日と思っていたけれど、夕方、たまらなく外へ出て、また近所の桜を見て歩いた。たくさんの桜の木が、今まさに満開の態となっていた。枝々とそこから伸びる茎は、風に吹かれてやわらにしなり、花は揺れ、花びらはひらひらとひらめいていた。 ○長い影ふたつ 日も暮れそうな頃、帰り道。まだ苗の植わっていない田んぼには、長く遠くまで伸びる、ふたつの影。 にゃんも先生とこちららへ引っ越してきてから、明日でちょうどまる一年になる。 ■2001/04/05(木) ○山林でバテる 森林科学園のサクラ保存林に行ってきた。 想像していたのとはだいぶん違って、そこは、(森林であることは確かだけれど、むしろ山林と聞いていたなら、覚悟も出来ていたのに・・・)勾配の結構きついところだった。よい運動と思って、はじめの内は二人とも張り切ってぐんぐん登っていったけれど、途中にゃんも先生は、はたと動けなくなり、私も疲れた。水分不足と思い、水飲み場で水を飲んだけれども、どうも回復せず。それで、帰った。 ○体には塩分が必要と身を持って体験する 帰りに、駅前で立ち寄った食事処で食べた、四川風ごま味噌ラーメンの辛くて濃厚なのが、すこぶる旨かった。ふたりとも同じのを注文していて、黙ってそれぞれ完食。食べ終えると、もう疲れも一遍に吹き飛んだようだった。 つまりは、先ほど、体からは、水分だけでなく、塩分も足りなくなっていたということだろう。どうりで水だけ飲んでも回復しなかったわけだ。 今度行くときは、梅干でも持っていくと良いかな。といっても、にゃんも先生は「もう来ない。」と言っていたから、行くとしたら私ひとりだけど。 今回は納得のいく写真が撮れなかったので、次の機会には(水分と塩分を補給できる体制で臨み、)じっくりと良い写真を撮りたい。 ←元気な内に撮影した桜、素晴らしい景色は他にもたくさんあった。 ■2001/04/06(金) ○山登り 山に登った。家の近所の小さな山2つ。 はじめ東側の山に登って、次に西側の山に登った。 東側の山では、桜とモクレンの花を見て、うぐいすの鳴き声を間近に聴いた。西側の山では桜と桃の花を見た。桃はほうき桃。 ○ほうき桃 紅、桃、白色の花をつけたほうき桃の木の枝は、空に真っ直ぐ伸びていた。立派な木が何本もそびえ立っていた。それは今までに見たことのないユニークな光景。 花びらは、ふわふわのが幾重にもかさなっている。枝いっぱいに花がついていた。 ↑空に向かって伸びるほうき桃の木々 / ふわふわの白い花びら ○本物に触れること 花でも木でも何でも、実際に間近でこの目で見てみることが、いろいろと勉強になる。そして感動もリアル。 ■2001/04/07(土) ○通勤往復5時間 通勤電車のダイヤ改正のために、家から駅までのバスを一本ずらさなくてはならなくなった。利用するバスは30分おきなので、一本早いのに乗るということは、すなわち30分早く家を出なければならず、帰りは帰りで、一つ遅いのに乗ると、家に到着するのが30分遅れるということになる。通勤時間が、ちょっと前まで片道2時間だったのが、2.5時間に・・・ってことは、往復5時間になってしまった。かっ、かなりきつくなってきた・・・。こういう状況は、果たしていつまでもつだろうか・・・。 仕事から帰ってからまた仕事に出て行くまで、家にいられる短い間に、夕食、お風呂、髪を乾かしながら、細々と片付けなど、そして寝て、起きて、できれば洗濯などして(無理なときはパス)、出勤の準備・・・。タイトに用件をこなす。 それにしても、 ね〜む〜い〜〜。 ■2001/04/08(日) ○仕事帰り 仕事を終えて帰る電車の中。今日は家までが何倍も長く遠く感じる。 来週と再来週末は一旦お休みなので、この仕事も前半期終了ってことになる。張っていた気がどっと緩んで、力も抜けていく感じ。 コトンコトンと電車やバスに揺られながら、今までにコツコツと自分で作りためてきた画像サンプル集を眺める。そして思索。 ■2001/04/09(月) ○腹痛 起き掛けからおなかが痛い。 朝、土日分の報告書を事務所に送って、洗濯をして、昼(今さっき)、お茶漬けを食べた。これからまたしばらく休む。 傍らでにゃんも氏、相変わらず多忙。早朝よりフル稼働。 体調が落ち着いてきたら、これから3週間の計画を立てよう。まず、散らかっている部屋のそうじをしたい。 ■2001/04/10(火) ○今日の調子 今日もそんなに調子は良くない。 仕事のことで問い合わせとか打ち合わせとか依頼とか何件か電話があった。 夕方近く、久々に診療所に行ってきた。 ■2001/04/11(水) ○書類整理 書類を分類して、いくらか捨てた。けれど、なかなか少なくならない。 いろんな資料がやたら多い。今直ちに必要というわけではないけれど、ひょっとすると後で要るようになるかも知れないというのが大半で、捨てきれずたまっている。 ともかく整理分類している内に、この間から探していたイラストの原画が見つかり、さては安心。本日一番の収穫と言えましょう。 ○ハップルの画像 にゃんも先生は、今隣りで、インターネット上のハップル望遠鏡で見た星雲の画像を見て感心している。すばるの方も見て比べたりしている。私のよりディスプレイが大きいので見応えがある。 ■2001/04/12(木) ○5月の計画 5月、両親が、こっち=東京に久々に来るので、どこへ連れて行こうかと思案する。ガイドブックや地図や電車の乗換案内とにらめっこしながら、楽しく、効率よく、いろんな要素を盛り込みつつ、でも疲れすぎないように・・・と考えると大変。前に案内したところは外すとなると余計に。 スケジュールを組むのは、なかなかむずかしいものだ。けど、結構楽しい。こういう作業は好き。ルートやタイムテーブルを調べたり考えたりしていると、何だか旅行代理店の人にでもなったみたい。 どうせ私も行動を共にするのだから、自分が以前行ったことがあってもう一度行ってみたいってところや、まだ自分でも1度も行ったことがなくて、この機会に行ってみたいと思えるところを案内しようかと思う。 考えはじめの内は、「いいとこなんてあったけ?」と、なかなか思いつかなかったけれど、調べたり考えたりしている内に、あれもこれもとなって、現時点ではスケジュールがいっぱいのパンパン。絞らなくては・・・。 ■2001/04/13(金) ○服ってなかなか捨てられない 書類の他に、たくさんあって片付けに苦労するものと言えば衣類。贅沢してたくさん持っているわけではなくて、捨てられないために溜っているのが原因。 よれよれの服ほど、汚れやら傷やらと共に、思いというものが染み着いていて、なかなか捨てられない。あんまり気に入っていないのは、着ることも少ないため、状態が良く、これまた捨てるべくもない。「汚れる作業の時着るのに丁度いいかも。」なんて考え出したら、どんな服でも、「もうしばらくとっておこう。」となってしまう。 それで結局全部そのまんま・・・。 そうは言うものの、ゴムの伸びきった靴下や、縮んでしまって入らなくなった服や、高校時代の制服のブラウスで同じのが2枚あったものの1枚の方など、いくらかを捨てることにした。 もう着ない(着られない)ので、持っていても仕方ない服、しかし、どうしても捨てるに忍びず、手放し難いようなものは、ボタンだけはとっておくとか、布地の一部を少し切りとって残しておくとかして、あとは処分するというのも方法です。(フリーマーケットで出店、売るというのも手だけれど、それ程にもたいしたものでなし。)とにかく、心を奮い立たせて捨てます。 日本における住宅事情の下、物品を管理できる範囲におさめて、空間を確保することも必要かと思われます。 さて、みなさんはどうしておられますかな。どういう風に判断を下して、今までお世話になってきた服と決別を果たしてらっしゃるのかしら。一人一人各々のスタイルがあるのでしょう。 できればそんな各々の場面に立ち合って、様子をうかがってみたいものです。 ■2001/04/14(土) ○格闘技 料理は格闘技だ。 そう、私は常々思っている。 素材、道具、炎との格闘。 そして今日私は・・・、やられた。 ○鉄鍋で、じゅっ 寒鰤を焼いていた鉄の浅鍋に、右手首が触れる。「じゅっ」となった。(本当にそう聞こえた。)熱かった。すぐ流水で冷やした。 悔しかった。左手にも右手にも各々、まだいくつかのやけどの跡が消えてなくなり切らない間に、また新しい損傷。私の体に、絶えることがない傷跡。 ○アロエジェル、ラベンダー精油 しばらく流水で冷やした後、アロエジェルを塗った。 そして食事。ともかく鰤はおいしく頂いた。 食後、今度はラベンダー精油の希釈しない原液を塗った。ラベンダーはやけどしたところの皮膚の再生を促す効果があると、ものの本に書いてあったので。 そもそもアロマテラピーとは、ラベンダー精油によるやけどの治療がその始まりなんだそうな。 ■2001/04/15(日) ○天気のいい午後 晴れている。風が吹いている。心地よい昼下がり。 今日は、着物の着付けと茶話会に出席しようかと思っていたけれど、やめた。明日は動物園に行こうとにゃんも先生に提案していたのだけれど、それも忙しいのでまた今度にしようということになった。 最も近い内では、今度の水曜日に、映画を見に行く予定となっており、それまでの日々は、家の中で地道な作業をして過ごすこととしましょう。 ○山腹に出没、電気街(夢の話) 午後2:30頃より眠気を催す。(おそらく右手首のやけどあとにラベンダー精油をたらしたため。ラベンダーには沈静・催眠作用があります。) 2時間ほど午睡。夢を見る。 (以下夢の要約) 私、山に住んでいる。山の土を掘ったところ、言わばあなぐらに住んでいる。中に入ると、部屋は普通の部屋。ベットで眠る。 朝、起きる。ドアの外に出てみると何やら慌ただしい。そして、威勢のいい呼び声が聞こえてくる。見ると、山の斜面の段々に、即席で作られたお店がいくつも立ち並び、あらびっくり、山腹一体が電気街と早変わり・・・していたのだった。おー。 (以上) これって、願望充足の夢なのでしょうか。いつも通勤が大変とグチばかり言っているものだから。これは、「勤務先からこっちへ出向いてくれたらいいのになぁ。」って発想なのでしょうか。だとすると、なんと大胆かつ荒唐無稽。しかも図々しいと言うか。覚醒時には、およそこれっぽっちも思いつかないであろうことです。 あるいは、私の日々の生活体験の2局面(山と街)が、夢の中で混在一体となり、シャッフルされて、一緒くたになっただけかしら。深い意味はなくて。 それにしても、いくら現実に山に囲まれた土地に暮らしているからって、山のあなぐらには住んでいませんのにね。ともかく、夢は大仰ですわ。 ○プリント作業 夜、プリント出力したり、カードを書いたり。 ○やっかいなこと また近頃、手の発疹が再発しており、やっかいである。せっかく花粉症も治まってきたというのに。一難去ってまた一難とはまさにこのこと。いやもしかすると、一難去らずに、二難、三難・・・な状況?
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