Satomi Home Chopit Diary

ちょぴ日記
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*2000-12/16〜12/31*


■2000/12/16(土)
○一日の始まり-出勤
朝、洗濯をセットして、昨日の夜、水につけておいた食器類を食器洗い器にセットして、お茶をポットにうつす。ゴミ捨てと、できあがった洗濯物を干すのは、もう一方(にゃ)にやってもらうこととして、いそいそと出勤。玄関では、靴の足首のところのバックル(ベルト)がうまく閉まらなくてイライラ〜。結局遅刻寸前、ぎりぎりセーフ。
仕事の方は、鉄分(Fe)の入っている栄養ドリンクを飲んで臨みましたが・・・。いい状態で取り組めたものの、そう簡単に結果には結び付かない。
報告書も書いたし、また明日が早いので、もうさっさと布団にもぐって寝ます。
通勤電車の中で読んだ本『"ごきげん"な自分になれる本』(伊藤 守/坪田 一男 著)(これは、この前買った文庫本ではなくて、図書館で借りたもの。水曜日には返却しなくてはいけないので先に読んでいます。)それから他1冊(途中まで)。


■2000/12/17(日)
○そしてまた今日も出勤
昨夜、洗濯機に入れて、タイマーセットしておいた洗濯物が、起きた頃には出来上がっている。それらをベランダに干す。昨夜、洗いにかけておいた食器類を、食器洗い器から出して、食器棚に片付ける。お茶をポットにうつす。
昨日と同じようなことを、昨日より要領良くてきぱきとこなす。ヘアースタイルを整える暇も十分あり、優雅に出勤・・・と思いきや、いつもよりいろいろやっていた分、時間の余裕無し。またまた慌てて出勤。
停車所から30mくらい手前にさしかかり、既に走り出しそうなバス目がけ、スパートをかけて猛ダッシュ
追い着いた。
というより、待ってくれてた運転手さん、ありがとう。息も荒気にお礼を言いながら乗り込んで、席につくと腿裏のお尻の下あたりがギュイーンとひっつれて痛い感じ。ヒールのある靴で全速力で走ると、筋肉の変なところを使うらしい。丁寧に整えたばかりの髪型が、さっそく乱れていたのは、言うまでもない。
こうして一日がピリッ?と始まる。
仕事の成果はまずまず。
報告書も丁寧に書きました。
○ユング心理学
通勤電車の中で読んだ本『彼女はこうして自分の生き方を見つけた こころを癒したい女性のための ユング心理学』(心理カウンセラー 早乙女 紀代美 著)。サブタイトルの最後、ユング心理学 というところに目がいって、移動図書館で借りた本です。最後の、「二つのタイプ(外交/内向)、四つの機能(思考/感情/感覚/直感)の診断」はまだやっていません。果たして私はどのタイプ? 自分自身で思うには、どれかってーとたぶん、内向感情か、内向感覚のどちらか。


■2000/12/18(月)
昨日のお昼の話を二つ。
○プリン自慢
「お昼のデザート、プリン買ってきたよ、いいでしょ。」と、もう一人の焼プリン支持派さんに、朝一の挨拶で自慢してみたら、「今朝、食べてきた。」と言っていた、すでに。
ひょっとしてその人、毎日食べているのかな?
○ロックのボーカルやっていたなんて
お昼は、ひろちゃんと一緒だった。その時、昔ロックのボーカルをやってたって聞いてびっくり。知らなかったよー。ギターも弾いて、ドラムもやってたっていうから、なおのことおどろきー。だって、はじめ、とても物静かなお嬢さん風と思っていたんですもの。そして、ライブの楽屋裏で、衣装を着てポーズをとっている写真を見せてもらった。すっごく可愛かった。so cute !! ひろちゃん。実はとても意外性のあるおもしろい人。まだまだ何が飛び出すかわからないという感じ。当然のことながら、カラオケは得意らしい。
○診断結果
さて、ユングの分類による、二つのタイプ(外向/内向)、四つの機能(思考/感情/感覚/直感)の診断結果は・・・。昨日読んだ本にのっていた診断方法(質問紙法)によると、私は内向感覚の傾向という結果でした。その次に内向直感、内向感情の順。いずれも、内向タイプ。
これらは、あくまでも傾向ということです。場面によって、ある程度かたよりが変わりもすると思うし、意識的に別のタイプになり別の機能を発揮することもある。分類自体も一つの指標。一理あるが、絶対の全てを言い当てているわけでないだろうから、「ふーん。」と参考にする程度。参考にはなる。
診断自体がおもしろい。それによって、自分や人をこうと決めつけるというのでなく、その結果をもとに、いろいろに考えをめぐらせることができて楽しい。
○おつかれさまでした
実家に電話をした。
母が年内いっぱいで仕事を辞めるそうだ。もう少しで定年なのだけど、そのほんの少し前に。
私が小学生の頃から15年間つづけてきた介護の仕事。それまでにもいろいろと仕事をしてきた母。家のことをちゃんとしてくれないと憎まれ口をたたいたこともあったが、今では家のことと仕事との両方で、本当に大変だっただろうと思うし、母なりにいろいろとやってくれたことに感謝もしている。そして私の方こそもっと家のことなど、積極的に協力してやるべきだったと反省もしている。
今までがんばってきた分、ここらで一息ついて、しばらくのんびりゆったりとした気分になって、体も心も休めてください。
長い間、ほんとうにおつかれさまでした。
○執筆雑誌が届く
午後、雑誌が届きました。先月にゃんも先生と私とで、取材、執筆した記事が載っています。といっても、私の担当分はちょっぴり、ほとんどがにゃんも先生によるものです。
○カレーの似合うドラマ
夜、にゃんも先生の買ってきてくれたお肉とじゃがいもを使って、久々にカレーライスを作る。ドラマ『伝説の教師』第7話の録画(by にゃ)を見ながら食べる。
これまでで一番しっくりくるメニューではなかったろうか、このカレーは、このドラマに。


■2000/12/19(火)
○今度はフジです
調度一週間前、ラ・フランスが届いて、昨日最後のをおいしく食べ終えたところ。そして今日は、りんご(フジ)が届きました。こちらはきれいに並んで20個入っています。ラ・フランスは私が当てて、フジはにゃんも先生が当てました。早速、朝、昼、晩に、せっせと食べています。おいしいです。二人ともりんご好きです。
←お行儀良く並んでいます
○本日の作業
午前、玄関ホールの掃除当番、他。午後、いろいろなデータ入力、他。


■2000/12/20(水)
○移動図書館
白っぽく薄明るい空。とても細やかな雨粒というか霧の粒同士がいくらか融合してやっと皮膚に感じられるほどの大きさに成長したようなくらいの小さなしずくが、頬にぴちぴちとあたる。今日は、二週間に一度、移動図書館のやってくる日。5冊の本を返却し、新しく8冊借りました。年末年始で忙しいときなので、簡単に読めそうな物ばかりです。
○年末大掃除
本を借りて戻って来て小一時間ばかり読書した後、家の中の掃除をしました。キッチンのレンジ付近と冷蔵庫や食器洗い器を磨いて、お風呂やトイレ、洗面所などの水まわりも、壁まで丁寧に拭いてきれいにしました。スッキリした気分です。しかし、やるべきところは他にもいろいろといくらでもあります。キッチンの棚、玄関、ベランダ、仕事部屋の机まわり、寝るところ・・・など。
そうそう年賀状もやんなきゃ。まだ手つけてないよ。
年末は何かと忙しい。(しかも世紀末だし)
○またしても湿疹
手指の湿疹、荒れ模様。手袋を掃いて作業したのだけれど、手袋自体こすれて良くないというわけだろう。薬塗る。栄養剤飲む。


■2000/12/21(木)
○鬱々とした明け方
明け方布団の中、両膝の腱(関節)と腿(もも)が痛くて、悶々とする。こういう時はパッと起きてしまった方がかえって楽になるのだけれど、気が重くてなかなか布団から出られない。一時間くらい鬱々と過ごす。
○侵略/降伏(夢の話)
場所は城の中。我々は家臣。
君主同士何かいさかいがあったようで、我々の陣は敵陣より矢で射て攻められる。城の入口をふさいで、ひとまず攻撃は落ち着く。
次に、連打する銃声が聞こえてくる。またまた入口をかたくふさいで、みな急いで奥の方に逃げ込み、息をひそめて攻撃が落ち着くのを待つ。
しかし、今度はとうとう爆弾が投下される。それは大きなロケット型の金属の塊で、城の中庭のようなところの真ん中にドーンと落ちてきた。前の方から火を吹きだし、煙が上がりはじめる。時限爆弾か。相手方の攻撃手法は見るみる間にレヴェルアップしており、我々に打つ手はもはやない。
我々が恐れをなし、ただおろおろとしていた、その直後、敵陣が一斉に城内に攻め入った。我々はあっと言う間に包囲されたかと思うと、味方陣であったものらがみな降参してすかさず敵陣側について、規則正しく列をなして並び服従の意を表する。考える間もなく、私も同じくそれらにならって列の後ろに並び、その後、敵の言われるままに従う。とりあえず命は大事だ。
降伏して、つまり侵略されてからも、まだまだ続きがあり、結構リアルに覚えているのだけれども、長くなるので、話はこの辺で区切っておきます。
記録によると、去年の調度同じ日にも似たような夢を見たとある。場所はどこかの乾燥地帯で日本ではないところだったが、砂ぼこりにまかれながらとにかく逃げて、結局収容施設に入れられて、整列させられて、命令に従って行動するというような内容の夢。この時期特有の心理状態というものがあるのかしら。
○朝のお仕事/ベランダ掃除
起きてしまってからは、洗濯をセットして、ポットにお茶を移して、ゴミをまとめて捨てに行った。今日は地面もしめっていて、しっとりとした空気。
戻ってきて洗濯を干し、全部干し終えてから今度は、ベランダの掃除をささっと済ませた。9階なので砂ぼこりはほとんどなく、綿ぼこりと髪の毛が掃きだまった。毎日洗濯を干してしている場所だから。あと葉っぱが少し落ちていた。溝のところもきれいにした。
雲が切れてきて、お日さまがまぶしくなってきました。まだ午前9時。さてこれから何をしましょうか。
○今日はおでかけ
それから昨日のつづきの本を読んでいると、にゃんも先生が、「天気もよくなってきたことだし、出掛けようか。」と提案。ここしばらく忙しかったにゃんも先生と一緒にお昼頃から、街に出掛けることになりました。朝ゴミを捨てに行った時にはうすら白かった空も、家を出る頃には、雲もほとんどなく、青々とした空。
バスに乗ってまずは二つ向こう駅の街へ。昼食は、よく行く回転寿司のお店で、はじめての定食を頼みました。定食を食べて思ったのは、おいしくてお腹もいっぱいになったけど、やっぱり回っているのを取って食べる方が楽しい、ということ。その方がゲーム性がある。後で聞くと、にゃんも先生も同じことを思っていたらしい。
食べ終わったら、電車に乗って次の街に移動。
←定食のお寿司、ネタがきれい
○大きなツリーのかわりにりんごgoods
出掛けたのは、町に出れば、大きなツリーが見られることを期待してのことだったのですが、この不景気のせいか、どこもこじんまりとしたツリーばかりで、大きいのにはお目にかかれませんでした。
ふと立ち寄ったインド風の雑貨屋さん。お店にはアジアンテイストなアクセサリーがいっぱい並んでいます。薄暗いところでキラキラする物を見ているとうっとりとした気分になるのはなぜかしら?
つづいて立ち寄ったのは、可愛らしい小物類がたくさんのお店。リンゴgoodsをはじめ、いちご、ハートなどをモチーフにしたgoodsがたくさんありました。乙女心くすぐるわ。
小さなばらコサージュ付きヘアピン、りんごクリップりんごマグネット、ピンクと赤のハートがいっぱいのシャープーペンシル2本を買った。
cheap で cute なものが好き。
それから、クリスマス用果実酒と、招き猫ののっかっているお正月用のしめ縄飾りなどを買って帰りました。
←透きとおってゼリーみたいな可愛いりんごクリップ



■2000/12/22(金)
○朝の窓ガラス
家のベランダに面した4枚の大きな窓ガラスの内、仕事部屋の方の1枚の上半分だけ結露防止シートを貼っていません。シートをはると外の景色がいくらか見にくくなるので、あえてそこだけ残してあるのです。そのガラス面には、朝になると結露がびっしりついています。
水滴。これはこれできれい。
昼前には蒸発してなくなってしまいました。
←窓ガラスについた結露(水滴)
○やっと着手-年賀状
夕食の後、年賀状のデザインにとりかかる。
今回のものは、新たな世紀21という数字をメインにデザインした。おおむね出来上がって、今プリンターで出力テストを行ったところ。文字の部分の色や大きさを若干調整したい。


■2000/12/23(土)
○一日の終わり-帰宅の途
今日もFe(鉄分)入り栄養剤を飲み、午前中は調子よく働く。しかし、中盤、午後3時辺りから徐々に不調。「疲れてる?」「大丈夫?」「具合悪そう。」などと誰かと顔を合わすたびに言われる。そんなに傍目にわかるだろうか体調が。とりあえず、にこにこ笑顔で、元気そうに振舞うよう努めて、仕事も全体そつなくこなす
そして終了時間。
ロッカールームに行って着替えて、荷物を整え、退出。駅へ向かう。
駅から自宅のにゃんも先生にTel。今日の夜は、家から近場の駅前で、電飾の灯った大きなツリーを一緒に見ようという約束をしていたので、その確認のために。しかし、にゃんも氏は、かぜでダウンしてとても行けないとのこと。苦しそう、私よりもずっと。かわいそう。とにかく早く家に戻ろう。
電車を一つ一つ要領よく乗り継いで、最後の駅にたどり着く。
それから、駅からバス停までの移動。少し距離があって、つらい。寒いしお腹も痛くなってきて、ふらふらしながら、でも、乗り換え時間がタイトなので、(一つ遅れると、次のバスは30分後。外で待つのは寒すぎる。)最大限に急いで向かう。精一杯走る。 吸う、吸う、吐く、吐く、鼻(から)、鼻、口(から)、口、フッ、フッ、ハッ、ハッ・・・の呼吸のリズムを意識して、走る。力の限り、意識も遠くなりそうになりながら、ただ一心に。 ・・・フッフッハッハッ・・・あと半分だ・・・フッフッハッハッ・・・残り一本直線コースだ・・・フッフッハッハッ・・・もう射程距離だ・・・。
そして、間に合いました。ハァハァ。
私が乗り込み、ステップを二段のぼったところでドアが閉まり、バスは発車。
バスの中、窓ガラスの向こうに暗く流れる景色ともつかない光景を、ただぼんやりと眺めている。
バスを降りてからも、また、寒い、おなか痛い、ふらふら・・・寒い、おなか痛い、ふらふら・・・と歩いて家を目指す。道の途中、ふと見上げると、暗く冷たい夜空に、星がピカーンと美しく光っていた。「はぁっ」として、何か少し救われたような気分になる。
エレベーターの所までたどり着く、ボタンを押す、入る、中の鏡にうつる私、「はっ。」この顔は・・・。目の下にくま、しかも黒っぽい。青っぽいクマが貧血気味なら、黒っぽいクマは血がどろどろによごれているということだろうか。これは、心配されていたというよりも、怖がられていたのではなかろうか。まるで描いたみたいにくっきりとなっている。せめて、帰宅の途にて徐々にこの様になってしまったことを祈る。(そう信じたい。でなきゃやだ。)
家にたどり着くと、暗い部屋でにゃんもさん寝ていた。軽くおそばでも作ろうかと思っていたけれども、とても食べられないと言う。布団に毛布をたしてあげて、「早く良くなるように」と願う。
一人分で何か作る気もしないし、さりとて、何も食べないと、明日がもたない。すぐ近くのコンビニに行って、何を見てもあまり食べる気もしなかったけれど、てきとうな物を買って、帰ってきて、ちびちびだらだらと食べる。
お風呂に入るにも、寝るにも、食べた直後というのは良くない。消化が少し済んでからにしようと思って、今、時間稼ぎにこれを書いているところ。少し何か食べて持ち直したせいもあるだろうが、このくらいのことを書けるだけの余力はあったということだ。というより、特にこういうこと(机に向かって、まあ床の上でもいいのだけれど、とにかく前傾姿勢で何か黙々と?作業するようなこと)なら具合が悪くても一度はじめるとガーッとやれてしまう質だ。後でどうなるかしらんが。
・・・などと言っていないで、おなかも落ちついてきたことだし、ここらで切り上げて、さっとお風呂を浴びてしまって、もう寝る体制に入ろう。
おやすみ。


■2000/12/24(日)
○体調回復
昨日具合の悪かったにゃん様は、今朝だいぶん調子も回復したようで、朝早くから起きて、昨日の晩のうちに話せなかったいろいろのこと、NET上や新聞などから仕入れた新しい情報のことやら、世の中について思うところやらを、私に話してきて、私も気分よく、それらについてや、また他の事柄など、お互いにいろいろと話した。
○仕事納め
今日は、本年の出向き仕事、最終日です。
晴れやかな心持ちで出勤。
勤務時間中は、いつも通りの業務の合間に、道具類の整理、不必要になった物の処分、PCデータの整理などを着々とこなして忙しかった。そして、成果の方は、今期中一番バランスがとれた良い締めとなりました。
そして終了後、みなさんに挨拶。 「またよろしくね。」などと言い合って、いそいそと帰宅。
途中まで、下の階の終盤臨時担当だったあびさんと一緒に帰って、名刺交換などした。あびさんはしゃきしゃきとした人だな、と思っていたら、普段は劇団員の人だった。もうすぐ久々の大きな舞台があると張り切った様子で、目をキラキラと輝かせてそのことを話していた。そして新宿でおわかれ。
○クリスマス・イヴといえば・・・?
夜は、昨日の計画を遂行。今世紀最後のクリスマスツリーの前で、パチッと記念撮影して、その後、軽食をとって、家に帰って、本日のメインディッシュ(または main event ともいう)、苺のショートケーキを食べる。という段取りだ。ふふふ。


■2000/12/25(月)
○あなどることなかれおむすび
今日は、なんと食あたりでダウンしていました。昨日の夜、ケーキの後にほんのふた口食べたおむすびがいけなかった・・・。
お昼に食べそびれて一個残っていたおむすび。もったいなく思い、賞味期限が昨日の23時だったけれど23時30分頃ちょっとだけ食べてしまった。はじめの一口は外のお米がかたくなっていたところ、これはダメだと思いつつ、中はまだ大丈夫かなともう一口。それでもやっぱりまずくて、出してしまえばいいものの、飲み込んでしまったのでした。
そのたったふた口が、後で尾をひくことになるとは・・・。
たかがおむすびといって、あなどってはいけません。もったいないからといって、腐ったものまで食べてはいけません。(その前に腐らせなければいいのですけれど。)おバカです。
とにかく布団で横になる。
○五色・七パターンの感覚刺激
部屋の片隅にクリスマスツリー。小さなツリーだけれど、電飾は、五色・七パターンに光って、とてもきれい。赤、ピンク、黄、緑、青のひかりが、明滅の速度を変えて、ちかちかまたたいたり、だんだんと波のようにフェードしたり。ぼんやりと見ているとまるで催眠にかかったよう。いつまで見ていてもあきない。でもだんだん眠たくなってくる。でもずっと見ていたい・・・拮抗する感情、その間をゆらゆらと漂う心地よさよ・・・ああきっと私はしあわせ・・・。
そうして、その後、ながい眠りについたのだった。
○眠りの後は
というわけで、クリスマスというのに、布団の中で療養して過ごしました。けれど、たっぷりと寝て、整腸薬も飲んだので、今(夜)はもう回復しました。
今世紀も残すところあとわずか。どうか、来たる21世紀を健やかにむかえたいものです。


■2000/12/26(火)
○昨日の夜また見とれていました
夜眠るときにツリーの電飾を見ていると、今は過去となった時のいろいろなことが思い出されます。ずっと昔のことも、つい前の日のことも・・・。
なつかしくせつない気持ち。
今と言っているこの今も、今はもう過去で・・・、と言っている今もまた過去に・・・。今という瞬間に未来はどんどん過去へ過去へ・・・。Time passes over us. or We have passed by all these moments・・・
とかなんとかと思いながら見ている。そして、うとうと。
天井にうつるぼんやりと広がった光もまたきれい。
年末いっぱい飾っておこう。
○朝の決意
さて今日こそはいよいよ年賀状だ。
○うれしい贈り物
あっこちゃんからクリスマスの贈り物が届きました。手作りのクッキーと、それからかわいらしいゆきだるまのろうそくと、ワインと、おもしろい形をしたクリスマスカード。
さっそくにゃんも先生と二人でクッキーをいただきました。ナッツがぎっしりつまっていておいしかったです。
うれしい贈り物をどうもありがとう!!
←ナッツの入ったおいしいクッキーとゆきだるまのろうそく


■2000/12/27(水)
○背骨に激痛はしる
昨日はあれから、いろいろと画像処理をやって、夜また年賀状にとりかかる。そうしたら、背中が痛くなった。「なんだどうした」背骨が一体どうなったか、というくらいにビーンと痛くなって、びっくりした。薬を塗ってしばらく布団に仰向けに寝ていてようやく治った。
「ひょっとして年のせいってやつですかしら?」と私が疑問をなげかけると、にゃんも先生曰く、「ここ1,2ヶ月の疲労がたたったのだよ。」ということ。「そうかぁ。」と納得しつつ、無理できる capacity は、いくらか下がってきてるのだろうな。などと考えたりもする・・・ってーとやっぱ年のせいちゅうことかいな・・・。
そして、老化ということについて考えたが、生まれた時にはもうすでに老化がはじまっているのだし、それをどこかで切り取って老化といっていてもしょうがない。いったって切りがないからそれより、マウスで画像処理は良くないかな、などと考える。ワコムのタブレット(ペンタイプの入力装置)をとっとと買おうか。いつもお店で見て、試せるところもあって、試しに使ってみるけれど、どうも買おうというところまで踏み切れずにここまで来てしまった。graphics系をやっている友人には勧められるけれど・・・。
マウスだと、腕全体を動かす。手首は動かすが左右だけ。一方、ペンだと腕も使うが、手首を使う度合が高くて、特に、手首の関節の前後の回転運動を使えるというのが有効なのだろう。しかしお店で試したときは、どうもslowdraw時や、停止時の、ポインターの細かいブレが気になった。そして机の上の場所もとりそうだ。うーむ。
けれどやっぱり欲しい。
○今日見たテレビ
ピーター・ドラッガー博士(米経済学者・未来学者)のインタビューで日本のこれからについてのトークをやっていた。(二週間くらい前の録画)
その中で印象に残った言葉。
・これからは変化し荒れる時代。そしてそれはcrisis-危機でもあるが、すなわちchance-チャンスの時でもある。
・情報革命に果たして日本は世界に生き残れるか? という質問に・・・ easy-容易、要はそのチャンスを利用するかしないか
御歳90歳、世界を見続けてきて、なおこれからにも眼差しをむける博士の言葉には、同じフレーズでもやはり含蓄がある。いろんなことに当てはまる言葉だと思う。
通称ロボコン-アイデア対決 全国高等工業専門学校 ロボットコンテスト2000をやっていた。若きエンジニアたちの熱きロマンの戦いを見た。
同じテーマに対して作られたロボットは、どれも工夫が凝らされていて、どれ一つとっても同じ物はなく、アイディアというものの無限の広がりを感じた。そして答えは決して一つではないということも。


■2000/12/28(木)
○やっと年賀状を出しにいく
今日朝やっと年賀状第一便を出しました。いつ届くだろう。
コメントになんと書かこうかと迷っている人、住所がわからなくなってしまった人などの分がまだ少し出せていません。
ポストまでの道のり、道ばたの苔や落葉には、霜がおりて白くなっています。陽の当たっているところはもう溶けていました。
○ブルーサンタさん
ななえちゃんから、Merry Christmas & A Happy New Year カードが届きました。
描かれているサンタさんは、ブルーのコートを着て、パッチワーク地でできた大きな袋をしょっています。袋の口からはお人形などがはみ出していて、いっぱいプレゼントが詰まっていそう
全体に青なのにあたたかみを感じる絵柄のカードでした。
○おひたしなぜうまく作れない?
夕食の一品、春菊のおひたし、また茹ですぎてしまいました。
ほうれん草の時などでもそうなのですが、青い葉っぱ物は、いつも出来あがり時間の判断が遅れて、やわらかく茹ですぎてくたーっとなってしまいます。もう少し早く湯からとりあげればしゃきっと歯ごたえも残っておいしいのに・・・と残念な気持ちになってしまいます。どうしてこうなっちゃうんでしょう?
そもそもいろんな他のメニューも並行して作りながらというのがいけないかしら。そして、ただお湯に一つまみの塩をふったところにさっと入れるだけという簡単さに、つい気がゆるみ油断してしまうからでしょうか。きっとそうです。その作業の簡単(単純)さゆえ、ほとんどそこに神経(注意)を配分していないのです。数秒の見極めが事を大きく左右するということを、今あらためて自覚するべきなのです。
今度作るときは、数十秒の間はおひたしに集中して気を張りながら作ってみよう。余熱というのもあるので、まだ明らかにかたく思える内にもう、勇気を出して、さっと取り上げてみよう。そうすればきっとうまくいくにちがいない。
そして、夕食を食べる時、懐かしのムービー『スパイダーズの大進撃』なんていうのをやっていたのを見た。みんな若くて楽しい。存在そのものが愉快といいたくなるほどのおもしろっぷり。なぜだかわからんが考えずに笑えた。


■2000/12/29(金)
○年末買い出し
浅いつばのえんじの帽子を斜めにかぶって、片方の耳もとには、小さなバラのコサージュのついたヘアピンをつけ、今日の私はモガ(いわずと知れた大正 modern girl)風でおでかけ。
今日は年末年始のものをいろいろ買う予定。
まず、銀行、郵便局に行って、お金をおろしたり、通帳記入したり。それから、買い出し。
買う物リストには項目が一杯。にゃんご両親宅の分のおつかいもあって、とにかく忙しい。
○古本屋で11冊
それなのに、途中、古本屋さんの前を通ると、にゃんも先生と私は、つい言葉を交わすでもなく当然のように立ち寄ってしまう。しかも、はじめはお互いちょっと見てみようというつもりなのだが、入るといつも長い。仕事柄、これは止むを得ないこと。
お店の方、ものは結構回転しているようだ。(この前来た時に見た本がもう無くなっていたり、見なかった本があったりして。)今日買ったのは、私が9冊とにゃんも先生が2冊の合計11冊で、私の方が多い。その内、6冊が心理学関係の本。それから、アレルギー関係の本など実用書が3冊。にゃんも先生の方は、猫の習性について書かれた本と他1冊を買った。
○今日買ったものいろいろ
座椅子。作業台の座卓用。数年間たんなる畳か座布団の上でやってきたが、ここへ来てやっと良さそうなのを見つけたので買いました。しかも黄緑で、先月29日に購入した、手のクッション dimp gel とも色が合っていて、形も感じが似ていて、釣合がとれている。何と言っても、小ぶりでじゃまにならず、しかも硬さも調度で、座り心地が良いというので気に入った。すばらしい。
パジャマ。素材は綿でしかも暖かい。Sサイズで花柄。これも気に入ってさっそく着て寝る。
おもち。豆もち、ごまもち、よもぎもちが2枚ずつはいっているのを2袋と、白い普通のやつを一袋。
静電気ホコリ取りの大きいやつ。パソコン、ディスプレイ、キーボードなど、机まわりの掃除に便利。
その他いろいろと。
それから買わなかったけど、気になるのは、LE・CREUSET(ル・クルーゼ)のお鍋



■2000/12/30(土)
○経理のことと午睡など
今日は経理のことをいろいろやりました。今年の分の領収書を項目ごとに分けたり、出費をざっと計算してみたりしました。
お昼に作ったほうれん草のおひたし、今度はほんのちょっとかためにしすぎた。おしいところ。
午後は疲れて午睡。
夜、髪の色を少し明るくしてみました。カットに行けなかったので、これでちょっと軽い感じにして新年をむかえようということで。


■2000/12/31(日)
○20世紀最後の大晦日
今日で、20世紀が最後なんて信じられないというか、実感がわかない感じです。
お昼は、MXテレビで、東京都知事の石原慎太郎氏と、元日本国総理大臣の中曽根康弘氏との対談番組を見ました。jazzyなbar風のスタジオセットとBGM。
夜は年越しそして世紀越しおそば。今年は手作りの天ぷらをのせて食べました。えびと、いんげんなど野菜の天ぷらです。おいしくできました。
そして、にゃんも先生、おとそをつくる。
○21世紀にむけて思うことほんの少し
21世紀はどんな世紀になるでしょうか。
私たちはあまりにもたくさんの課題を抱えています。日本のことで言うならば、よくさわがれている、景気回復がありますが、それよりももっと重要なことがある気がします。景気というのは、それ自体が直接の目的になると何かを踏み誤ってしまうというか、もっと別の大切なことをこなした上での結果として成り立つものでなくては、など思えます。
もっと大切な問題。例えば環境問題(と一口に言っても様々ですが)については、一人一人が、地球全体を自分の身体感覚でとらえられることが、まず大事かも知れません。
それから、どんな問題にも決してなげやりにならずにつねに希望を持つこと。今在る事に感謝の気持ちを忘れずに。
そうすれば、きっとすばらしい世紀になると思います。


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