健康に関する調査結果 |
※日本で始めてスギ花粉症が発見されたのは、昭和38年(1963年)です。毎年発病する花粉症患者は1996年には日本人の約10%にあたる1200万人に達したという報告があります。この10%はスギ花粉が大量発生する年にだけ、花粉症になる人は含まれていません。
日本人の30%強が花粉症という報告もありますが、これだと本調査の結果と同じになります。
本調査では、現在花粉症なのは全国平均32.6%です。多い順では中国38.2%、東海37.8%、近畿36.8%、四国36.4%、南関東34.3%、東北33.4%、北関東31.9%、九州25.0%、北海道6.8%、沖縄0.0%という結果になりました。四国は回答数が少ないため誤差が多くなっている可能性があります。何れにしても花粉症は西の方が多いようです。
花粉症は都市部で多いのですが、これは都会は土が少ないのが一つの原因と言われています。つまり、一部の緑地や空き地を除けば、都会はほとんど土の部分がないため、一度落下した花粉が再び舞い上がり、空気中の滞留時間が長くなってしまうわけです。
花粉症を和らげるには、ストレスを感じないようにゆったりとした生活をすることも効果的なようです。
※1998年5月、日本たばこ産業(JT)の1万6000人(有効回答1万1050人、有効回答率69.1%)の調査では、喫煙者33.6%(推定3328万人、前年比1%減(推定77万人減))、男性55.2%(推定2647万人、前年比0.9%減)、女性13.3%(推定681万人、前年比1.2%減)でした。
つまり、インターネット利用者は一般に比べ男性は喫煙者(最も率が高い35〜49歳で49.7%)が少なく、女性(最も率が低い50歳以上で23.8%)は多いという結果になりました。
タバコをやめた割合は年齢が高くなるに連れて多くなり、男性は50歳以上になると、喫煙者が大幅に減っている点が注目されます。
※低体温療法(脳低体温治療法)の内容を知っている方は4割、知らない方は6割でした。低体温療法、脳低体温治療法という名前自体を知らない方は35%でした。世代による認知の差はないようです。興味のないもの、知らないものについては、調査参加率が下がる傾向がありますから、知らない方の割合は実際にはもっと高い可能性もあります。
※91.6%の人がダイオキシン問題に関心を持っているようです。男性91.4%、女性92.3%と男女の間で大きな差はありませんでした。1999年2月1日(月)、テレビ朝日の「ニュースステーション」(オフィス・トゥー・ワン制作)が、加工により濃度が濃くなった埼玉県所沢産のお茶のダイオキシン濃度を、ほうれん草など野菜の濃度であるかのように報道したため、ほうれん草が値下がりしました。台風被害を受けた1998年10月には、東京南部でほうれん草1束398〜580円(税別)でしたが、1999年2月には60〜90円(税別)となっています。