コンピューターに関する調査結果 |
※パソコン経験4年未満の方が56.7%を占めます。1995年11月23日にWindows95日本語版が発売されましたが、これ以降パソコンを利用はじめた方が、6割近いということになります。15年以上は8.6%ですが、この方は8ビットパソコン時代からお使いの方です。
※パソコンが自分で得意と感じる方は64.2%、不得意と感じる方は35.8%でした。パソコンは、1〜2年も経験すれば得意と感じる方が、不得意と感じる方より多くなるようです。
※インターネット利用者がパソコンを初めて購入した年代は、1998年が2割弱、1998〜1999年は3割弱、1997〜1999年は4割弱、1996〜1999年は4割強となりました。つまり、現在インターネットをやられている方の 4割は、手軽にインターネットを楽しめる時代になってから、パソコンを始めた方だということになります。
インターネット利用者でパソコンを個人的には未購入の方は 6.4% でした。
個人的にインターネットを導入してない方は 8.5% で、その半分はパソコンを個人的には未購入の方です。
※PC/AT互換機と PC-9800シリーズの比率は 75.6:24.4 となりました。Macintosh は 14.6% ですが、実際に Macintosh から調査に参加された件数は 13.2% でした。普段(1999年1月)の Macintosh の方率は 8.6%、アクセス率は 5.9% です。なお、Macintosh がアクセス件数が10%程度であったころから、インターネット上での Macintosh のシェアは実社会の場合(5%程度)より高めであると言われていました。1998年のパソコンOS市場における MacOS のシェアは 4.42% という報告もあります。
※選択肢「その他(Macintosh)」を1000件目の回答から新設したため、実際の比率はその他(Macintosh)8.0%、分からない19.1%と推定されます。
※選択肢「その他(Macintosh)」を1000件目の回答から新設したため、「分からない」の比率は18.7%(2875件中537件)ではなく20.7%(1876件中389件)の程度である可能性があります。
その他の調査(1999年)における「分からない」の割合は、メモリー容量12.5%、ハードディスク容量11.4%、画面解像度23.4%、画面最大表示色22.9%が、インターネット通信速度12.3%でした。1〜2割の方は自分が使用しているパソコンの性能を十分把握していないようです。
※現在使用されているパソコンの CPU の性能は非常にばらついています。メモリーやハードディスクの増設に比べて、CPU の交換は手軽なことではないようです。
1995年(平成7年)のピークは Pentium 133MHz ですが、これは 1995年11月23日に発売された時点での最高性能CPUです。これは翌年までピークです。
1998年にパソコン本体を購入した方が4割(初めて2割弱)、1998〜1999年に購入した方は6割(初めて3割弱)、1997〜1999年の2年4カ月弱に購入した方が8割(初めて4割弱)となりました。インターネット利用者がパソコンを購入する場合は、半分以上は買い換えのようです。
※1999年3月の時点では32MB以上64MB未満が21.8%、64MB以上32MB未満が39.6%、128MB以上256MB未満が16.3%、256MB以上が4.7%という結果になりました。
1995年11月発売のWindows95日本語版と同時期に発売されたパソコンの標準搭載メモリーは16MBだったことを考えると隔世の感があります。
パソコン本体の購入時期が新しいほど、メモリー容量は多くなっています。メモリーの増設を行うにしても最新機種の方がいろいろな点で有利なのは確かです。
※1999年3月の時点では1GB以上2GB未満10.9%、2GB以上4GB未満27.5%、4GB以上8GB未満28.5%、8GB以上16GB未満12.2%、16GB以上3.6%という結果になりました。
先に行ったメモリーの調査よりも分布が分散傾向にあります。メモリーに比べるとハードディスクは余裕があるようです。
パソコン用のハードディスクは5MBバイトぐらいから発売され、1987年頃には40MBクラスのものが十数万円で購入でき普及するようになりました。
※パソコンの画面の解像度や最大表示色が分からない方が、それぞれ2割強いるようです。解像度は, 1024×768, 800×600, 1280×1024, 640×480, 1600×1200, 1920×1440ドット以上, 640×480ドット未満の順に利用者が多くなっています。最大表示色は, 1670万, 256, 6万, 3万色以上, 256色未満の順です。組み合わせでは、1024×768ドット1670万色, 1024×768ドット256色, 800×600ドット256色, 800×600ドット6万色の順です。
1280×1024ドット未満が 82.8% を占めますが、ホームページの文字を画像やスタイルシートで800×600や1024×768ドット用に作ってしまうと、1280×1024ドット以上(17.1%)の画面ではとても見づらくなってしまう点は注意が必要です。
※1999年3〜5月の調査では、230MB MO 18.8%、640MB MO 16.7%、CD-R 5.7%、Zip 5.0%、PD 3.7%、CD-RW 2.9%、128MB MO 1.5%、DVD-RAM 0.8%、1.3GB MO 0.6% という順番になりました。3.5インチMO は 37.6% に達します。4割の方は大容量リムーバブル・ディスクを使っていないようです。
230MB MO と 640MB MO の関係ですが、徐々に 640MB MO の方が増えていますが、差は僅かです。230MB を越える大容量のメディアを必要としている人は、少ないのかも知れません。
そのためか、DVD-RAM(1998年4月発売)の普及は遅れています。発売されたばかりの 1.3GB MO に追い越される可能性もあります。