天文に関する調査結果 |
※しし座流星群極大期が予想された11月18日の前日の集計でも70.6%、最終集計では75.6%もの人が流れ星を見たことがあるそうです。筆者は平成9年(1997年)4月10日、長野県・菅平高原でヘール・ボップ彗星を観測した時に、5分に1個程度流れ星を見ました。それもその筈、宿泊したのは「星降る館」という名のペンションでした。
※美しさからか、願い事がかなうということからか、大半の方が見たいと回答しました。
※観測成功は40.5%、失敗は20.3%でした。
[参考]国際天文学連合回報によれば、スペイン南西大西洋上のスペイン領カナリア諸島(アフリカ)のラ・パルマ(La Palma)島のラ・パルマ天文台では、日本時間11月17日(火)12時頃に 1000個/時、13時30分には 2000個/時の流星雨が観測された模様です(500個/時説あり)。
つまり、前後2時間程度の誤差はある言われた11月18日(水)午前4時43分の極大期の予想は、15時間も外れ、日本での流星は数十個/時程度に留まりました。
※ライブカメラで生映像を見た方は27.0%、アクセスを試みたが果たせなかった方は13.2%でした。成功/失敗の比率は肉眼の場合と同様2/1となりました。
[参考]山梨県八ヶ岳からの静止画(32秒露光64秒毎)を生中継していたサイトを何度か見ましたが、流星を見ることが出来ませんでした。多くても1分間に1個程度の流星では32秒露光、32秒露光せずという間隔では写らなかったかも知れません。
一方、LIVE! LEONIDS 98実行委員会の動画生中継(RealPlayer)は伊豆高原からの動画で流星を見ることが出来ました。他のサイトは混雑でアクセス不能でした。
※都市部では14.4%、郊外などでは31.6%が効果ありと回答しています。天の川が見えるような山の上でも地平線の近くでは、麓(ふもと)にある都市の影響を受けるものです。その意味でもライトダウンは、郊外ではある程度有効があるようです。