東京で見たヘール・ボップ彗星

撮影／平林雅英
日時／平成9年(1997年)3月30日(日) 19時00分頃
場所／東京都品川区（自宅の屋上）
カメラ／ミノルタα-707si
レンズ／50mm F1.4
画角／46.8゜
露光時間／30秒
絞り／f1.4開放
フイルム／富士写真フイルム(株)=製 super G ace 400
フイルム感度／ISO400

　左下に見える光の帯は新幹線です。

　東京でのヘール・ボップ彗星（C/Hale-Bop 1995 O1）の観測結果はライトダウンが行われた 4月1日以降の平日よりも、日曜日だった 3月30日の方が良いものとなりました。日曜日は会社や役所などが休みで、下手なライトダウンより効果があると考えることも出来ます。
　3月30日(日), 3月31日(月), 4月1日(火)は観測できましたが、4月2日～7日は出来ませんでした。
　つまり、環境庁の呼び掛けで行われたライトダウン（4月1日～6日）はほとんど成果はなかったわけです。光害（ひかりがい）は都市部でなくても深刻な問題なので、次の機会には現実的なライトダウンが行われればと思います。
　その後、東京では 4月8日(火), 4月10日(木), 4月12日(土), 4月13日(日), 4月26日(土)に観測できました。

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